スタッフブログ
2017年6月30日 金曜日
NO.471 フクロモモンガ モコちゃん(阿久比町在住)
みなさんこんにちは
本日ご紹介させていただく患者様は
フクロモモンガのモコちゃんです
フクロモモンガはこの可愛らしい外見はもちろん
子どものころから飼うと飼い主に懐くことから
小動物の中でもペットとして人気がある動物です
モコちゃんもクリクリの目が
とっても可愛いですよね
今日は
健康診断と爪切りで来院されました
少し抵抗しながらもいつもお利口に
処置を受けてくれます
そんなモコちゃん、今日は健診以外に
当院からの重要なお仕事を引き受けてくれました
それは当院のホームページにある
フクロモモンガの飼い方紹介のページに使用する
写真をモコちゃんに撮らせてもらいました
診察は終了したのになかなか帰れず
カメラにも警戒していたのですが
ゼリーを食べてもらって紛らわしつつ・・・
カメラから逃げるように
スタッフの腕に飛び乗ったり
それでも少しずつ目線を貰えるようになり、
最後の方はカメラにも少し興味を持ち始めて
こんなアップの写真まで
飼い主様の協力の元
可愛い写真がたくさん撮れたので
ホームページに使わせて頂きました
可愛いモコちゃんが載っているので
是非チェックしてみてくださいね
モモンガの写真を撮るのは難しいのですが
最後まで診察台の上でお利口にしてくれていて
とても協力的だったモコちゃん
ありがとうございました
モコちゃん可愛いと思った方は
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投稿者 ブログ担当スタッフ | 記事URL
2017年6月27日 火曜日
新米獣医師カーリーのつぶやき-part81-~上皮小体~
こんにちは、獣医師の苅谷です。
現在日本は梅雨入りしていますが、思ったより雨が続かないですね。
加えて気温のアップダウンが激しくて対策が難しいですね。
どんな動物でも体調を崩しやすいため、よく気をつけましょう。
今回は前回のカルシウムやリン、ビタミンD に関わるホルモンを出す上皮小体についてお話します。
まず上皮小体とは何かというと・・・
別名 副甲状腺とも呼ばれ、頚部にある甲状腺の近くに存在している左右対称の内分泌腺の一つです。
この上皮小体から分泌されるホルモンであるパラソルモンは前回でも少し触れましたが、血中のカルシウム濃度をコントロールしています。
血中のカルシウムの濃度を上げるために①骨に貯蔵されたカルシウムを利用、②腎臓でのカルシウムの再吸収、③ビタミンD3の活性化に関わります。
これらの効果により血中のカルシウムの濃度は上昇し、無機リンの濃度は低下します。
このホルモンのバランスが崩れてしまうとどのようなことが起こるかというと
1.上皮小体からのホルモンが過剰に出てしまう上皮小体機能亢進症
2.上皮小体からのホルモンが減少する上皮小体機能低下症
1に関しては上皮小体そのものに問題がある場合(原発性)とその他の問題(不適切な食事や腎臓の障害)がある場合(二次性)に分けられます。
2に関しては原因不明で起こる場合と甲状腺摘出などの手術を行ったときに上皮小体を傷つけてしまったり必要以上に取ってしまった場合に分けられます。
まず原発性上皮小体機能亢進症になるとどのような症状を現すかというと・・・
原発性上皮小体機能亢進症は上皮小体自体が腫瘍化または過形成を起こしており、持続的に上皮小体ホルモンであるパラソルモンが分泌されるため、血中のカルシウム濃度が上昇してきます。
症状としては多飲多尿や全身の筋萎縮・虚弱、尿路結石といった問題が出てきます。
治療としては腫瘍化したもしくは過形成となった上皮小体の摘出を行い、その後カルシウム製剤やビタミンD剤で血中カルシウム濃度をコントロールしていきます。
次に不適切な食事(リンの含有量の多く、カルシウムが少ない食事)の場合は栄養性二次性上皮小体機能亢進症と呼ばれます。
この場合は血中リン濃度が上昇し、血中カルシウム濃度が低下するため、身体が血中カルシウム濃度を上げるため、上皮小体に働きかけ、パラソルモンを分泌させます。
基本的にその動物専用のフードを食べていれば、このような問題が現れることはありませんが、食事を自家製で作っていたり、レバーなど無機リンの含有量が多いものを過剰摂取していると起こります。
長期間この状態が続くと骨からカルシウムの利用が続き、骨の強度が落ち、骨折しやすくなります。
また、成長期にこの状態が続くと骨の成長に障害が起き、くる病になります。
この場合、栄養バランスのとれたフードを与えて、補助的にカルシウム製剤やビタミンDを与えることにより改善します。
次に腎臓の障害がある場合は腎性二次性上皮小体亢進症と呼ばれます。
腎臓の障害、主にこの上皮小体機能亢進症に関わってくるものは慢性腎臓病です。
慢性腎臓病の場合、腎臓での体外への余分な無機リンの排泄、カルシウムの腎臓での再吸収、ビタミンDの活性化が出来なくなるため、結果的に高リン血症になります。
カルシウムの値は下がっていきますが、身体はカルシウムの血中の濃度を保とうとするため、上皮小体に働きかけ、過剰にパラソルモンが分泌され、カルシウムの濃度は正常か低下します。
治療はまず慢性腎臓病の治療をします。
腎臓に負担の少ないフードを利用しつつ、体内にリンを入れすぎないように吸着剤を利用したりして対応していきます。
最後に上皮小体機能低下症です。
これに関しては原因不明で起こることもありますが、多くは外科手術で上皮小体を摘出した場合に起こってきます。
また甲状腺を摘出した時、上皮小体に損傷を与えた場合にも起こります。
この状態の場合、低カルシウム血症かつ高リン血症になっており、症状としては低カルシウム血症の症状が出てきます。
神経過敏、全身性発作、筋肉の痙攣、運動失調、元気消失、食欲の低下などがあります。
症状は運動時や興奮時に起こることが多いです。
この場合はカルシウム剤やビタミンD剤で足りない部分を補うことで治療します。
カルシウムの濃度がコントロールできて来たらカルシウム剤の投薬をやめることが出来ますが、ビタミンD剤の投薬は生涯必要になります
今回は以上終わります。
もしよろしければ
こちらのクリックをよろしくお願いします。
現在日本は梅雨入りしていますが、思ったより雨が続かないですね。
加えて気温のアップダウンが激しくて対策が難しいですね。
どんな動物でも体調を崩しやすいため、よく気をつけましょう。
今回は前回のカルシウムやリン、ビタミンD に関わるホルモンを出す上皮小体についてお話します。
まず上皮小体とは何かというと・・・
別名 副甲状腺とも呼ばれ、頚部にある甲状腺の近くに存在している左右対称の内分泌腺の一つです。
この上皮小体から分泌されるホルモンであるパラソルモンは前回でも少し触れましたが、血中のカルシウム濃度をコントロールしています。
血中のカルシウムの濃度を上げるために①骨に貯蔵されたカルシウムを利用、②腎臓でのカルシウムの再吸収、③ビタミンD3の活性化に関わります。
これらの効果により血中のカルシウムの濃度は上昇し、無機リンの濃度は低下します。
このホルモンのバランスが崩れてしまうとどのようなことが起こるかというと
1.上皮小体からのホルモンが過剰に出てしまう上皮小体機能亢進症
2.上皮小体からのホルモンが減少する上皮小体機能低下症
1に関しては上皮小体そのものに問題がある場合(原発性)とその他の問題(不適切な食事や腎臓の障害)がある場合(二次性)に分けられます。
2に関しては原因不明で起こる場合と甲状腺摘出などの手術を行ったときに上皮小体を傷つけてしまったり必要以上に取ってしまった場合に分けられます。
まず原発性上皮小体機能亢進症になるとどのような症状を現すかというと・・・
原発性上皮小体機能亢進症は上皮小体自体が腫瘍化または過形成を起こしており、持続的に上皮小体ホルモンであるパラソルモンが分泌されるため、血中のカルシウム濃度が上昇してきます。
症状としては多飲多尿や全身の筋萎縮・虚弱、尿路結石といった問題が出てきます。
治療としては腫瘍化したもしくは過形成となった上皮小体の摘出を行い、その後カルシウム製剤やビタミンD剤で血中カルシウム濃度をコントロールしていきます。
次に不適切な食事(リンの含有量の多く、カルシウムが少ない食事)の場合は栄養性二次性上皮小体機能亢進症と呼ばれます。
この場合は血中リン濃度が上昇し、血中カルシウム濃度が低下するため、身体が血中カルシウム濃度を上げるため、上皮小体に働きかけ、パラソルモンを分泌させます。
基本的にその動物専用のフードを食べていれば、このような問題が現れることはありませんが、食事を自家製で作っていたり、レバーなど無機リンの含有量が多いものを過剰摂取していると起こります。
長期間この状態が続くと骨からカルシウムの利用が続き、骨の強度が落ち、骨折しやすくなります。
また、成長期にこの状態が続くと骨の成長に障害が起き、くる病になります。
この場合、栄養バランスのとれたフードを与えて、補助的にカルシウム製剤やビタミンDを与えることにより改善します。
次に腎臓の障害がある場合は腎性二次性上皮小体亢進症と呼ばれます。
腎臓の障害、主にこの上皮小体機能亢進症に関わってくるものは慢性腎臓病です。
慢性腎臓病の場合、腎臓での体外への余分な無機リンの排泄、カルシウムの腎臓での再吸収、ビタミンDの活性化が出来なくなるため、結果的に高リン血症になります。
カルシウムの値は下がっていきますが、身体はカルシウムの血中の濃度を保とうとするため、上皮小体に働きかけ、過剰にパラソルモンが分泌され、カルシウムの濃度は正常か低下します。
治療はまず慢性腎臓病の治療をします。
腎臓に負担の少ないフードを利用しつつ、体内にリンを入れすぎないように吸着剤を利用したりして対応していきます。
最後に上皮小体機能低下症です。
これに関しては原因不明で起こることもありますが、多くは外科手術で上皮小体を摘出した場合に起こってきます。
また甲状腺を摘出した時、上皮小体に損傷を与えた場合にも起こります。
この状態の場合、低カルシウム血症かつ高リン血症になっており、症状としては低カルシウム血症の症状が出てきます。
神経過敏、全身性発作、筋肉の痙攣、運動失調、元気消失、食欲の低下などがあります。
症状は運動時や興奮時に起こることが多いです。
この場合はカルシウム剤やビタミンD剤で足りない部分を補うことで治療します。
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2017年6月14日 水曜日
NO.470 ルルちゃん(常滑市在住)
みんさん、こんにちは
最近は天気の良くない日が多いですね
梅雨に入ったばかりですが、早く梅雨明けしないかなーっと思ってます
今日ご紹介する患者様はペルシャのルルちゃんです
まだ8ヶ月齢の女の子です
目が大きくて、ふわふわの毛並が可愛いですよね
今回ルルちゃんはホテルを利用されました
初めてのホテルだったので緊張しちゃうかなと心配してましたが、
ルルちゃん仰向けになったりリラックスしてる様子でした
お部屋の中で退屈そうにしていたので、
ルルちゃんと遊ぼうとねこじゃらしを持っていくと...
真剣な表情でねこじゃらしに狙いを定めて
バシッとすごい速さで捕まえてました
ねこじゃらしを気に入ってくれたみたいで、
何回も捕まえて楽しそうに遊んでくれました
お預かり中、元気いっぱいのルルちゃんを
見れてとっても癒されました
またルルちゃんと遊べるのを楽しみにしています
ルルちゃんと遊びたいと思った方は
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2017年6月12日 月曜日
NO.469 蓮音くん(東浦町在住)
みなさん こんにちわ
先日、舞台を観劇してきました
80年代の人気漫画を題材にした
5人組の男子高校生と個性的なキャラクターが登場する
ドタバタギャグ&コメディを観劇してきました
若手俳優と有名な芸人さんが達が織りなす、
終始笑えるエンターテイメントでしたっ
舞台鑑賞はとっても面白いので
是非、鑑賞してみるのもオススメです
それでは、患者様紹介をさせて頂きます
大型犬で有名な
バーニーズマウンテンドッグの蓮音君です
蓮音君は現在、2歳になり体重が50キロに到達
50キロ・・・と目にすると人間並みの体重ですが、
バーニーズマウンテンドッグの男の子は
50キロ前半までが標準体重になります。
体が大きいぶん、立姿もかっこよくて凛々しいですね
そんな蓮音君、当院に来院されると必ず
ワンちゃん大好き、当院看板犬が蓮音君に向かって挨拶という名の
突進をしに行きます
それでも嫌がらず、ドゥの相手をしてくれます
2頭で腹ばいになってお鼻をくっつけあたっり
ドゥが蓮音君のお口の中のにおいを嗅いだり
やっぱり、2頭並ぶとドゥがすごく小さく見えますね
ドゥが蓮音君を遊びに誘おうと回りを走ってみたり
こころの優しい蓮音君はドゥの遊びに乗ってくれて
一緒に無邪気に遊んでいる姿をみると
とてもかわいいですね
蓮音君カッコイイね
大型犬バーニーズマウンテンドッグに興味を持たれた方は
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2017年6月 4日 日曜日
NO.468 ネザーランドドワーフ・チェッカードジャイアント おみそくん、黒豆くん(常滑市在住)
みなさん、こんにちは
6月と言えば『雨』というイメージが強いですが
紫陽花の季節でもあります
各地ではもう≪あじさい祭り≫が開催されているそうです
愛知でも、蒲郡や稲沢などでやっているそうなので
今年は行ってみようと思います
それでは患者様紹介に参りましょう
まずはチェッカードジャイアントの黒豆くんです
大きいお耳が素敵だね
''ジャイアント''という名前の通り、大きい品種
成長すると、メスは約5kg以上、オスは約5.5kg以上になるそうです
黒豆くんはもうすぐ1才になりますが、5.7kgあります!!
上の写真ではあまり伝わらないと思うので...全身のショットを
膝に乗り切らないほどに大きいんです
迫力があってカッコイイね
さてさて全身状態を確認しましょう
うさぎさんは歯がのびてしまいますが、黒豆くんは優秀ですね
全身状態は良好で問題ありません
黒豆くんはこれで終わりです
お疲れ様でした
次はネザーランドドワーフのおみそくんです
つぶらな瞳が可愛いね
おみそくんの体重は1.2kgなので
黒豆くんの約五分の一
さすが世界最小と言われるネザーランドですね
黒豆くんの時と比べると小柄なのがよく分かりますよね
ネザーランドドワーフは体も小さいですが
お耳も小さいのが特徴なんです
横からだとしっかり分かりますね
おみそくんも全身状態は良好です
お疲れ様でした
私もうさぎさん飼ってみたいと思った方は
ぜひぜひクリックお願いします
6月と言えば『雨』というイメージが強いですが
紫陽花の季節でもあります
各地ではもう≪あじさい祭り≫が開催されているそうです
愛知でも、蒲郡や稲沢などでやっているそうなので
今年は行ってみようと思います
それでは患者様紹介に参りましょう
まずはチェッカードジャイアントの黒豆くんです
大きいお耳が素敵だね
''ジャイアント''という名前の通り、大きい品種
成長すると、メスは約5kg以上、オスは約5.5kg以上になるそうです
黒豆くんはもうすぐ1才になりますが、5.7kgあります!!
上の写真ではあまり伝わらないと思うので...全身のショットを
膝に乗り切らないほどに大きいんです
迫力があってカッコイイね
さてさて全身状態を確認しましょう
うさぎさんは歯がのびてしまいますが、黒豆くんは優秀ですね
全身状態は良好で問題ありません
黒豆くんはこれで終わりです
お疲れ様でした
次はネザーランドドワーフのおみそくんです
つぶらな瞳が可愛いね
おみそくんの体重は1.2kgなので
黒豆くんの約五分の一
さすが世界最小と言われるネザーランドですね
黒豆くんの時と比べると小柄なのがよく分かりますよね
ネザーランドドワーフは体も小さいですが
お耳も小さいのが特徴なんです
横からだとしっかり分かりますね
おみそくんも全身状態は良好です
お疲れ様でした
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