犬の育て方・病気猫の育て方・病気哺乳類の育て方・病気両生類の育て方・病気
  • home
  • スタッフ
  • 医院紹介
  • アクセス・診療時間
  • 初めての方へ
  • HOTEL
 

損傷・中毒/猫

2012年8月18日 土曜日

猫のハチ刺し

暑い毎日が続いていますが、外出された際に時節柄、ペットが昆虫類に刺されるケースがあります。

特に刺された後に症状が酷くなるのに蜂(ハチ)刺しがあります。

ハチの毒はタンパク質系の神経毒を持つものが多く、結合組織破壊、血圧降下、細胞膜透過性亢進、平滑筋収縮などを引き起こします。

蟻酸(ぎさん)を含み、これが疼痛の原因となります。

ハチは毒液を貯留する毒嚢毒針が尻部に存在します。

もともとこの毒嚢や毒針は産卵管が変化したものとされています。

つまり刺すのはのハチだけです。

今回ご紹介するのは、アメリカンショートヘアのビトー君です。



ビトー君は飛んでるハチを追いかけて外に飛び出したまでは良かったのですが、ハチの逆襲に遭い前肢(肉球)を刺されてしましました。

下の写真の黄色い丸にありますように右の前肢がかなり腫れているのがお分かりになると思います。



一般的にはハチ刺しされた局所の腫脹、軽度から重度の疼痛、発熱が認められます。

ハチの毒液に対する感受性の強い個体の場合は、全身性のアナフィラキシーショックを起こし死亡する場合があります。

アナフィラキシーは刺されてから15分以内に起こります。

血圧低下、嘔吐、脱糞、脱力、可視粘膜が蒼白となり、重症化するとショック死します。





ビトー君の場合は患部の腫脹はありますが、アレルギー反応は出ていませんので患部の炎症を抑える治療に留めました。

このハチ毒については特異的拮抗薬はありませんので、過去に同じ種のハチに何度も刺された経験のあるペットの場合は、よくよく注して下さい。





ハチ刺しってヒトばかりでなく、動物も重篤な症状になることがお分かり頂けた方は
 

 
こちらupwardrightをクリックして頂けると嬉しいです。

 




投稿者 もねペットクリニック | 記事URL

2012年8月 1日 水曜日

猫の咬傷(その2)

猫の咬傷例を先回ご紹介しましたが、また新しい症例です。

右の後肢を喧嘩で相手の猫に咬まれました。



黄色い丸の中が咬み傷で皮膚は既に欠損しています。





毎回思うのですが、なぜここまで喧嘩してしまうのでしょうか?

特に敵に後ろを見せて逃げようとするものを徹底的に攻撃する必要はあるのでしょうか?

猫の考えることはよくわかりませんが、彼らも自分達の縄張りを守るために人知れずの努力をしているのでしょう。

全身麻酔をかけて、まずは患部をしっかりと洗浄してから縫合します。















咬傷が足首からつま先にかけてなので、緊張をかけて縫合しています。

外へ自由に出ていく猫なので、術後の外出及び激しい運動は禁止です。

そう言ってから術後一週間ぐらいで、傷口が開いたとこのとで来院されましたsad

傷口はこのようにしっかり開いています。



しっかりと皮膚が付くように新たに創面を鋏でカットして作ります。



肢の先端部に行くほど縫合時の皮膚の緊張は増します。

先回のようなナイロン糸では緊張に耐えられないようなので、ステンレスワイヤーで縫合することにしました。









この2週間後には傷口はしっかり治癒して無事抜糸が完了しました。

猫の咬傷は形成外科的な処置が必要なことが多く、四肢の末端に行くほど処置が難しくなります。

手術後に、野良猫なり半野良猫なり、外出を禁止させることが難しいケースが多いです。

そういった場合、また外で喧嘩をするなりして再手術になってしまうのは悲しいですね。




猫の世界では喧嘩も寸止めで終われないものでしょうかねwobbly
 

 
と思われた方はこちらをクリックupwardrightしていただけると励みになります。
 

投稿者 もねペットクリニック | 記事URL

2012年7月16日 月曜日

猫の咬傷

私どもの動物病院のある地域は、こと猫に関しては野良猫や半野良というライフスタイルの猫たちがたくさんいます。

特に半野良という猫たちは、飼主が基本的に食餌は与えており、猫本人は家に拘束されることなく、自由気ままに外を闊歩しています。

飼主は自分がこの猫の飼主であると思っていても、実はその猫からすれば他にも餌をくれる飼主が何件も存在しており、結局のところ猫本人しか真実は不明というケースが多いのです。

野良猫も含め、この半野良の猫たちが外で縄張り争いを行って、咬傷で受診するケースは比較的多いです。

特に猫の咬傷の特徴は、咬み傷が犬歯であることが多く、犬歯が皮膚を貫通する傷口自体は幅が狭いのですが、犬歯が長い分奥行きの深い受傷となります。

猫の口の中は雑菌だらけですから、そんなに日が経たないうちに熱発、傷口の化膿が起こります。

傷口が排膿と共に自壊するケースもあれば、猫自身で傷口を舐めてさらに拡大するケースもあり様々です。


今回ご紹介するのは、咬傷がもとでおそらく自身で傷を舐めてさらに外科的な縫合が必要になった症例です。

半野良生活を送っているミー君は外出して帰ってきたところ、尻尾の付け根が受傷してることに気づかれ来院されました。

早速、全身麻酔を施し患部を洗浄、トリミング、縫合処置を実施します。





下写真の黄色丸の部分が咬傷部です。



尻尾の付け根の皮膚がすでに壊死を起こしており、皮下組織も損傷を受けていました。

綺麗に患部を何度も洗浄します。

陳旧化した皮膚・皮下組織は切除してトリミングします。



皮膚をテンションをかけ、寄せ集めてどれだけ綺麗に縫合できるかがポイントです。

ステンレスワイヤーで縫合を実施します。








皮膚縫合ではこの程度のテンションにも十分に耐えれるだけの強靭さがありました。

この状態で2週間効果の持続するセファレキシン注射で対応し、2週間後には無事抜糸できました。

猫の場合は受傷してから来院までに時間が経過している場合が多く、患部は思いのほか重症になってることが多いのでご注意ください。

猫の咬傷で顔面周辺を受傷する猫は、喧嘩が強いタイプが多く、一方お尻周辺の受傷する猫は喧嘩が弱いタイプが多いと思います。

猫の場合は、どちらかというと徹底的に相手を打ちのめすスタイルの喧嘩を好みますので喧嘩に負けた猫はプライドがズタズタにされているケースもあり、いかに動物とはいえ可愛そうに思えてしまいます。



猫の喧嘩も命がけですな。と思われた方は
 

 
こちらupwardrightをクリック宜しくお願い致します!
 





投稿者 もねペットクリニック | 記事URL

2011年8月 7日 日曜日

猫の爪過長症

猫は本能的に爪を研ぐ動物です
でも爪が自分で研げない環境に置かれるとどうなるか?
結果として、爪は過剰に伸びてしまい肉球に突き刺さります。
その痛さは見ていても可哀そうなくらいです。
この猫ちゃんも飼い主が足を痛そうにして、歩きたがらないとのことで来院されました。
長毛種の猫ですと爪の長さが確認できないことがあります。
肉球に爪が突き刺さって悲惨な状況です。
爪をカットしてテーピングと相成りました。
爪はまめに手入れして下さいね。

投稿者 もねペットクリニック | 記事URL

カテゴリ一覧

カレンダー

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30