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ウサギの飼い方・健康管理の紹介

モルモットの飼い方
  健康管理の紹介


症例と治療例一覧
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HPをご覧のみなさまへ

全国から電話でのお問い合わせがありますが、当院では「電話・FAX」での「飼育相談・診療相談(遠隔治療)」は行っておりません。

※診察対象のお問合せ、初診での受付内容(受付時間・持込方法など)、獣医師の不在確認、手術の予約、他の病院からの紹介状による相談は、診察時間内にお願いいたします。

分類学

モルモットは、ネズミ目-テンジクネズミ科-テンジクネズミ属に分類されます。

原種は定かではないが、古代インディオが野生のテンジクネズミ、パンパステンジクネズミ、アマゾンテンジクネズミを家畜化されたのがモルモットの祖先と言われています。

野生のテンジクネズミは南米大陸にのみ棲息し、草原、森林、岩場などで生活しており、夜行性の動物で、夜明けや夕暮れ時に採食を行い、5~10頭の群居性をもち、集団的安全策をとっている。

特徴

モルモットの性格は温和であるが、活発で好奇心旺盛、気が小さく環境の変化に敏感で臆病な部分もありますが人に良く慣れる動物種です。
現在、飼育が容易なことから世界中にペットとして広まったポピュラーなげっ歯類です。

群居性をもつために、個体間のコミュニケーションも密で、「キーキー」や「キューキュー」など多彩な声で意思疎通を図ります。
暑さよりも寒さに強く好適温度は18~26℃

同じ草食性のウサギとの大きな違いは、
体内でビタミンCを作るのに必要な酵素を持っていないことです。そのため、エサからビタミンCを摂らないと病気になります。
必ずビタミンCを含有しているモルモット用のフードを与えてください。

繁殖特性

モルモットの妊娠期間は59~72日でウサギの約2倍です。
産子数は2~4匹で、2~4週齢で離乳が完了します。

モルモットは巣作りをしないので完全成熟型です。新生子は生まれたときから目はぱっちりと開いており、毛も歯も生えていて、生後2日目には固形物も草も食べ始めます。

[ モルモットの整理科学的数値 ]

成熟時体重オス:1000~1200g
メス:850~900g
体温38.0~40.0℃
平均寿命4~5才
発情周期年中
心拍数150~400回/分
呼吸数90~150回/分

一般的な飼育環境

飼育は単独でも複数でも可能とされています。
敏感な精神面をもち、環境を突然変えると活動性や食欲の低下を示すため、静かでストレスの少ない環境で飼育することが理想です。

飼育ケージ

市販されているウサギ用のケージを利用することが多いです。
モルモットは大きく飛んだり、跳ねたりしないため、後肢で伸び上がれるほどの高さがあれば蓋のない水槽タイプや金網タイプのケージで飼育することも可能です。

ケージ環境

●床材
牧草や木製チップを敷く場合は、排泄物で不衛生になりやすいため、こまめに掃除を心がけましょう。
すのこを利用する場合は四肢を引っかけることによる外傷や骨折が起こる危険性もあるため、隙間の小さいものを用意しましょう。

 

●エサ入れ、水入れ、牧草入れ
食器は不安定だとすぐにひっくり返されてしまう為、重い素材の器を用意した方が良いです。
モルモットは器からでも給水ボトルからでも水を飲むことが出来ますが、器の場合排泄物が混ざると不衛生なので給水ボトルを使用した方が良いです。(給水ボトルで上手に飲めない子もいるので、水の飲みが悪い時は変えてあげましょう。)
陶器、プラスチックなど、素材の種類も豊富なのでその子の性格に合わせて選んであげましょう。
 

●トイレ
モルモットは体の割には排泄量が多く、さらにトイレを覚える子と、そうでない子といます。トイレを設けないことが多いですが、設置する場合はウサギ用のトイレが市販されていますのでそれを使用します。トイレ砂とペットシーツを併用して使っている方が多いようです。
ペットシーツを間違って食べてしまわないようにネットなどのふたを兼用すると良いです。


●その他
狭い所に隠れたり潜ることが好きな動物です。かじっても安全な木製のキューブハウスやチモシー素材のハウスを入れてあげるのも良いでしょう。

食事について

ウサギと同じように、消化器の運動性低下や歯科疾患を予防する上で、乾草を与えることは重要です。

●乾草(チモシー)
アルファルファなどのマメ科乾草を好みますが、たんぱく質・カルシウムの含量が高く、成長後のモルモットには肥満や尿石症の恐れがあるので制限する必要があります。
イネ科の乾草(チモシー等)を与えましょう。

 

●ペレット(モルモット用フード)
ビタミンCが含まれているモルモット用のフードを与えましょう。
数種類の穀類・野菜・種子を混ぜたモルモット用フードが市販されていますが、嗜好性の高いものだけを選んで食べる傾向があることから栄養バランスが偏る為シンプルな物を与えましょう。


●野菜
ビタミンC摂取が必要なことから『豊富に野菜や果物を与えることが重要』と解釈している場合が多いですが与える量はおやつ程度に留めましょう。(キャベツ・きゅうり・ブロッコリー・りんご・バナナなど)