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スタッフブログ

2016年10月 7日 金曜日

予防の一つ去勢手術について ~加藤獣医師便り~

こんにちはnote
獣医師の加藤です。



10月に入り、過ごしやすい季節になりましたね。

食欲の秋を満喫したいものです。




では、今回は『去勢手術』について

お話させていただきます。



去勢を行うことで、以下の病気が予防できると考えています。

1、精巣腫瘍(犬)

2、前立腺疾患(犬)

3、会陰ヘルニア(犬)

4、肛門周囲腺腫(犬)

5、行動面における改善(犬、猫)





猫の精巣腫瘍発生率は、犬に比べ明らかに低い為

今回は犬の精巣腫瘍をご説明します。

精巣腫瘍は、セルトリ細胞腫、間質細胞腫、精上皮腫の3種類あります。

その中でも、セルトリ細胞腫は過剰なエストロゲンを分泌します。

過剰に分泌されたエストロゲンは、

骨髄造血機能を抑制するため、

治療困難な貧血をひき起こし、死亡することもあります。


*この写真は当院の患者さんで、潜在精巣が腫瘍化し、通常の精巣より腫大化しています。
左が正常の精巣、右が腫瘍化した精巣です。


本来の正常な位置に存在しない精巣(潜在精巣)は

腫瘍の発生率が正常と比較して3~14倍と言われています。

よって、愛犬が潜在精巣であれば

一度、動物病院で診てもらうことをおすすめします。




次に、前立腺疾患です。

前立腺疾患は、前立腺肥大、前立腺嚢胞、前立腺炎、前立腺膿瘍があります。


*この画像は当院の患者さんの前立腺の超音波画像です。
排尿困難と発熱、食欲不振で来院されました。
黒い部分が前立腺嚢胞です。


排尿困難、血尿、疼痛、発熱などの症状が現れます。

膀胱炎との鑑別が必要になってきます。

また、前立腺腫瘍もありますが、腫瘍に関しては去勢、未去勢関係なく発生します。


以上が、よく犬でみられる疾患です。




では、猫に関してですが行動学的な予防が主体になってきます。

去勢を行うことで、尿マーキングの抑制

発情の雌を追って外への飛び出し(交通事故等)抑制

また、雄同士のケンカ(猫エイズや猫白血病の感染リスク)を抑制します。



犬猫、両方に言えることですが、

去勢を行うことで、精神的に安定し穏やかになる傾向にあります。




去勢を行うことで、様々な事を予防できるんだなと、

わかっていただけたでしょうか?


当院では、生後6か月以降で去勢手術をおすすめしています。

若い時期に去勢を行うことで、潜在精巣の腫瘍化を予防し、

精神的に安定する為、しつけにも良いと考えています。


不明な点がありましたら、お気軽に獣医師やスタッフに相談ください。


 

upwardright去勢手術が大切な予防の一つなんだと思われた方
クリックお願いします。














 


投稿者 ブログ担当スタッフ

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