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院長ブログ

2017年1月 2日 月曜日

2017年 新年の院長挨拶

新年明けましておめでとうございます。

お正月は皆様、ゆっくり過ごされていますか?

私共は病院はお正月休みさせて頂いていますが、治療が継続中の患者様やホテル預かりのペット達のお世話でほぼ毎日出勤してます。

生き物を扱う職業では、まとまった休日は取れませんね。



さて新年を迎えるにあたり、去年から当院にスタッフとして迎えたワンコ達をご紹介させて頂きます。

看板犬を15年にわたり務めてくれたべティが去年6月に旅立ち、その後を継いでゴールデンレトリバーのドゥ(現在7か月令、避妊済)を迎えました。





最近では病院にも慣れてきて待合室や診察室で挨拶しに飛び出して来ます。

社会化が既に4か月令で完了していますので、興味の対象はヒトより犬です。

7か月令にして体重が22㎏を超えまして、さらに成長中です。

小型犬や猫・エキゾチックアニマルの診療でお越し頂いている飼い主様にあっては、その勢いに圧倒されるかと思いますが、しっかり躾けていきますのでよろしくお願い致します。

 

次に当院のアイドル担当のペキニーズのある(現在3か月令、雌)です。







ペキニーズの特性なのか、噛み癖が酷いです。

それでも愛想はとても良いです。

最近では、ドゥと仲良くじゃれあって噛みついています。

1年後には接客担当として活躍してくれるのではと期待しています。











もねぺっとクリニックスタッフ、そして彼らアニマルスタッフ共々、力を合わせて動物診療に邁進致します。

本年度もよろしくお願い致します。


院長 伊藤嘉浩





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2016年10月18日 火曜日

新人のご紹介(ゴールデンレトリバーのドゥちゃん)

こんにちは 院長の伊藤です。

本日ご紹介しますのは、当院スタッフであった看板犬ベティの2代目となりますワンコです。

名前はドゥと申します。

フランス語で2番を表します。



まだ5か月齢の幼犬(♀)ですが、すでに体重は17kgあります。

患者様のカルテを食べたり、パソコン周辺機器を破壊したり、好き放題しております。

病院犬として、患者様にご迷惑をかけないよう、現在しつけのトレーニング中です。







先代のベティ同様、病院犬の使命として輸血用の供血にも将来的に活躍します。

ドゥの血液型はDEA1・1(-)です。

これは、ヒトの血液型でいう所のO型にあたりますが、彼女は供血犬としての資質もあります。






これから度々、待合室や診察室に現れて飼主様に挨拶すると思いますが宜しくお願い致します。



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投稿者 院長 | 記事URL

2016年6月 3日 金曜日

べティが旅立ちました。長らく可愛がっていただきありがとうございました!

皆様、こんばんは。

当院の看板犬であったべティが本日16時45分逝去いたしました。



享年14歳9か月でした。

1年ほど前から前庭器症候群や悪性リンパ腫・軟部組織肉腫など、高齢犬には辛い試練を受けて来ました。

最終的には25日間、起立不能となりスタッフの介護下で褥瘡防止のため、数時間おきの体位変換と強制給餌や点滴で頑張ってきました。







25日間は本人にとって辛い日々と思われました。

しかし、病床にあっても飼主様が面会にお越し頂けると尻尾を振って、精一杯の接客をする犬でした。



思い起こせば、べティとの付き合いは当院を開業した年にさかのぼります。

隣のペットショップの商品であった当時2か月齢のべティは頸の付根に腫瘍が見つかりました。

当院はその腫瘍摘出手術の依頼を受けました。

術後、そのまま私がべティを譲り受ける形で当院のスタッフとなりました。

その後、接客スタッフとして誰にでも愛想よくもてなしてくれました。



供血犬として、輸血が必要な犬達を何度も助けてくれました。

べティについて語り始めたら何ページにも及ぶと思います。





べティが病床についてから、本当に多くの皆様がお見舞いに来て下さり、心のこもった励ましを一杯頂きました。

きっと天国から我々の治療活動を見守ってくれていると思います。

長らくの間、皆様に可愛がっていただいたべティは幸せ者です。

この場を借りて、皆様にべティに代わってお礼を述べさせていただきます。





べティお疲れ様でした。

そしてありがとう。





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2016年4月 7日 木曜日

べティと花見(その後の彼女の容態)

こんにちは 院長の伊藤です。

中部圏は本日の雨で桜が散って残念です。

今回は久しぶりに疾病の話ではなく、花見の話題を載せます。

当院の近所に於大公園という、桜が綺麗で花見の時期には賑わう公園があります。

先週、この於大公園にベティを連れて花見に行きました。

先週の時点では、まだ桜は満開とまではいきませんでしたが、花見の来園者で一杯でした。

べティは足元がおぼつかない状態ですが、ゆっくりと桜の下で久々の散歩を堪能できました。








さて、当院の看板犬のベティですが去年の6月の前庭器症候群で起立不能に陥りましたが、頑張って起立歩行ができるようになりました。

その後、体側部に軟部組織肉腫という悪性腫瘍ができ外科的摘出に成功したものの、新たに反対側の体側に同じ腫瘍が出来てしまいました。

べティも現在14歳と7か月齢になりました。

レトリバーとしてはもういつお迎えが来てもおかしくない高齢ですが、この軟部組織肉腫と最期まで付き合っていく様を見届けようと決めました。

しかしながら、2か月前くらいから下顎リンパ節が腫大し始め、クルミ大くらいに腫れました。

非常に嫌な予感はしましたが、リンパ腫であることが判明しました。

ゴールデンレトリバーは非常に腫瘍の発症率が高い犬種です。

しかし、この高齢になって軟部組織肉腫とリンパ腫のダブルパンチとは。

神様も彼女にきつい試練を与えるものだと思いました。




べティの血圧は低くなっており、点滴のために腕の静脈に点滴用の留置針を入れることが難しくなってきました。

リンパ腫治療のための化学療法は、抗がん剤を点滴に入れて治療を行います。

残念ながら、べティにはこの方法が取れませんので経口的に内服でリンパ腫を治す薬を飲ませています。

ロムスチンとコルチコステロイドの併用です。

それでも、凄いことにリンパの腫れも引いて彼女は元気に早く食餌をよこせと要求するようにまで回復してます。





当院の患者様にあっては、べティのその後の容態をご心配して、面会にお越し頂く方もお見えです。

この場を借りて、元気に闘病生活を送っていることをお伝えさせて頂きます。

来院される機会があれば、べティにお声を掛けてあげて下さい。

きっと挨拶に出てくると思います。

今年の桜が彼女にとっては最後になるかもしれませんが、まだまだべティは頑張ります。




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2016年1月 2日 土曜日

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

年を越して新年を迎える度ごとに、思い起こす動物たちがいます。

飼い主様と共に病気と闘い、結果として亡くなられ、お別れしなくてはならなかった動物たち。

犬であれば、生後2カ月くらいのちびっこからお付き合いさせて頂き、活力あふれる年齢を経て、気づけば白髪が体毛に目立ち始め、脚力が衰え白内障が進行するシニア世代が訪れます。

次いで、加齢に伴い訪れる心不全・腎不全、そして腫瘍等など。

いろいろな疾病が原因で命は尽きます。

疾病を治すため一生懸命頑張ったけど、私の力及ばず、お別れすることになった動物たちもいます。

命あるもの、いつか別れることは避けられないけど、少しでも病んだ動物達と飼い主様のお役に立てるよう、今年も全力で頑張りたい。

新年はそんな獣医としての原点回帰する、自分にとっての儀式みたいなものです。

今年も走り続けます。



14歳3カ月のベティと共に




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