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院長ブログ

2011年8月21日 日曜日

動物病院の診療料金について

動物病院の診療料金はとても高いと思われている飼い主様は多いのではないでしょうか?
実際、初めて動物病院を利用される場合、時価いくらという高級寿司屋の暖簾をくぐるかのごとく、不安な思いで動物病院の診察を受けられる飼い主様も多いことでしょう。
動物病院によって診療料金が違うのはなぜか?

実は、獣医師の診療料金は、独占禁止法により、獣医師団体(獣医師会等)が基準料金を決めたり、獣医師同士が協定して料金を設定したりすることが禁じられています。つまり、現行法のもとでは獣医師は各自が料金を設定し、競争できる体制を維持しなければならないことになっております。したがって動物病院によって料金に格差があるのはやむを得ないのです。(社団法人日本獣医師会「小動物診療料金の実態調査」http://nichiju.lin.gr.jp/ryokin/ryokin_htm/top.htmlより)
 
動物医療においては、人間のような健康保険制度がありません。
そこで「自由診療」料金制を取り入れ、診察料金の設定は動物病院がそれぞれ定めることになっています。
病院施設、医療機器、使用する医薬品、スタッフの人員数等など維持管理費・人件費等は各病院で異なりますから、この費用が診療料金に反映されます。

よく去勢・避妊手術の手術料金で病院を評価される飼い主様がみえます。
A病院は手術代が安く、良心的だ。B病院は手術代が高く、ボッタくっている、等など。
病院によって、手術時の麻酔薬は異なります。
麻酔を注射麻酔で済ませてしまう病院もあれば、気管挿管してガス麻酔をする病院もあります。
手術中に心肺機能や酸素分圧・呼吸数・血圧などモニターを実施する病院もあれば、獣医の五感を頼りにモニターなしで手術する病院もあります。
同じ去勢・避妊手術だけでも各病院によって、これだけ内容が異なります。
限りなく手術の安全性を追求するならば、当然ながら最高の処置を選択するわけで、手術にかかる費用も高くなるのは自明の理です。診療料金が高いのは、それなりの治療を実施しているという裏付けになるでしょう。

一方で治療費の割安な病院は、高度な医療を日常的に行なっていることはないでしょう。
医療においては、安くて最高の治療ということはあり得ません。
もちろん治療費の差がそのまま医療技術のレベルに比例するというわけではありませんが、一般的ににいえば、治療費に差が生じる大きな要因は診断・技術レベルの違いでしょう。

その一方で、過剰に高額の診療料金を請求する病院もあるようです。
考えさせられるのは、高い治療費を請求する病院が、必ずしも高レベルの医療を実践しているとは限らない点です。
つまるところ、長年その病院を利用されている飼い主様の評価が全てを物語っています。

当院でも飼い主のみなさまが十分に納得できるよう、診療費の内容を明らかにするなど、透明性と客観性を目指しております。また動物医療保険会社との契約に基づき保険の適用が可能です。
診療に際して受診動物の病状や病態、検査や治療の方針・選択肢、病後の経過、そしてもちろん診察料金などについて、飼い主様に対して十分に説明を行なった上で、同意を得ながら治療を行います。 
当院の診察料金は良質な獣医療を反映したものとなっております。
お見積・料金の問合せにも応じておりますので、必要な時はどうぞご遠慮なくお申し出ください。
私どもはこのようなお問合せにより、飼い主さんが不利益を被る事がないよう常日頃こころがけております。

投稿者 院長 | 記事URL

2011年8月13日 土曜日

ペットの高齢化について

本日もうだるような暑さですね。
この暑さを背景にして、連日、外耳炎と皮膚炎の動物達の治療に追われています。

さて、春先から当院では、シニア世代の動物達が、大きな病気や寿命で亡くなっています。
昔からのお付き合いをさせて頂いてきた子達なので、私自身も落ち込んでます。
タイミングも重なっているのかもしれませんが、何件も続いて亡くなられるのは辛いです。

この東浦で開業して11年を迎えますが、開業当初ちびっこでかわいかったワンちゃん・ネコちゃん達も、はやシニア世代に突入しています。
シニア世代でご注意いただきたい病気はたくさんあります。

まず、心臓疾患(弁膜症や心筋症等)・腎臓疾患(慢性腎不全)・内分泌疾患(糖尿病・副腎疾患・甲状腺疾患等)・産科系疾患(乳腺腫瘍・子宮蓄膿症等)・泌尿器系疾患(前立腺肥大・尿石症等)等々、枚挙にいとまがありません。
これらの怖い病気も常日頃の飼い主様の注意である程度は回避できます。

でも一番確実なのは、病院で定期的に健診をお受け頂くことです。
どの動物病院でも対象が動物なので、飼い主様が病気がかなり進行してから、来院されるケースが多いと思います。
ひと月に一回とは言わないまでも数カ月に一回位の頻度で気軽に健診をお受け頂ければ、水面下で進行してる病気を発見できる確率は高いと思います。
7歳を過ぎたら、最低でも半年に一回は血液検査・尿検査・レントゲン検査を含めた健康診断をお受け下さい。


投稿者 院長 | 記事URL

2011年8月 7日 日曜日

暑い日が続きます。

6月17日に当院がリニューアルしてから、はや2カ月が経とうとしています。
病院内の備品も整理され、スタッフの動きもスムーズになってきました。
今一番、頭を悩ませているのは院内の温度管理です。
待合室が東向きになっており、朝日が直接入ってきます。
朝一番から、結構暑い空間になっており、患者様にも御迷惑をおかけしています。
天井が4m50cmと高いため、エアコンが効果を発揮できないのが残念です。
エアコンの吹き出し口に大きな扇風機のファン(ハイブリッドファン)を取り付けることも思案中です。



暑いと言えば、今年すでに熱中症で亡くなられたワンちゃんもいます。
犬や猫は汗腺の発達が悪く、汗をかくことができないため、もっぱら呼吸による換気で体温の調節を行っています。
特に短頭犬種(パグ・ブルドッグ・シーズー等)は換気不全に陥り、熱中症になりやすい犬種ですから注意が必要です。

この熱中症ですが、体温が41℃から43℃まで上昇し、初期段階では激しい呼吸・脱水が認められます。
さらに熱中症が進行しますと、筋肉の痙攣・虚脱状態・こん睡状態に至ります。

お散歩の最中とか室内で留守番をさせておいて、帰宅してから先の症状が認められたら大至急、体を冷やして下さい。
具体的にいえば、全身を冷水に入れて10分ごとに体温を測定して下さい。
それができなければ、頚部、腋下部、下腹部(内股)等に保冷剤を当てて冷却して下さい。
体温が39.5度になったら、冷水から体を出して下さい。(あるいは保冷剤をはずして下さい。)
これ以上冷やすと低体温症になり、病態が悪化します。
この時点で病院へ連絡して頂き、速やかに診察を受けて下さい。

基本は当たり前のことですが、炎天下の中を散歩に連れ出したり、閉め切った車内や室内に放置しておかないこと。エアコンをしっかり効かせた空間に動物をおくことです。
熱中症になってから治療するのは大変です。
体温で脳組織・筋肉が損傷を受け、命は救えても起立不能になったり、痙攣発作などの神経症状が残る場合もあります。

悲しい結末を避けるためにも、くれぐれも熱中症にご用心下さい。

投稿者 院長 | 記事URL

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