犬の育て方・病気猫の育て方・病気哺乳類の育て方・病気両生類の育て方・病気
  • home
  • スタッフ
  • 医院紹介
  • アクセス・診療時間
  • 初めての方へ
  • HOTEL
 

院長ブログ

2013年1月 1日 火曜日

謹賀新年 from もねペットクリニック

皆様、新年明けましておめでとうございます!

何とか無事に新年を迎えることが出来、ホッとしてる院長です。

昨年はクリスマスにちなんで、当院のマスコットアニマル達の写真を載せましたが、今回もほとんど同じ路線でお正月バージョンを展開します。

まずは当院では、イケメン猫でとおっています かつを君 です。

被り物が嫌いな彼は、そのまま固まってしまうので取り扱いは楽です。



続いて看板娘のベティとの共演をしてもらいます。



基本的にこの2匹はお互いが干渉しない関係というか、無視し合っている関係というか、仲は良くありません。

でも、病院のアニマルスタッフとして共演する機会は多いわけです。

お互いのプロ意識にかけたいところです。







お二人さん、しっかりカメラ目線下さいね!



しっかり決まったところで、皆様のペット君達の健康を守るため、スタッフ共々頑張ります。

今年も宜しくお願い致します。


謹賀新年 from もねペットクリニック!






にほんブログ村にエントリーしてます。
 

 
こちらupwardrightをクリックして応援して頂けたら、嬉しいです。

投稿者 院長 | 記事URL

2012年12月25日 火曜日

メリークリスマス!from もねペットクリニック

いよいよクリスマスが来ましたね。

去年もクリスマスは、バタバタしてあっという間に終わってしまいました。

今年は、このクリスマスに向けて当院の看板犬と猫、2匹に頑張ってもらいました。

最近は院長宅で、家猫としてダラダラしている、かつを君です。



クリスマスはコスプレで決めるつもりなので、フードでなだめすかしながら準備中です。



本人は非常に飾り物が嫌いで、不機嫌です。

もっとプロ意識を持ってほしい所です。

一方、看板娘(婆?)のベティです。

さすがベテラン、余裕の雰囲気です。





この2匹で病院の受付係をしてもらうこととなりました。







どうでしょうか?

何とか様になっているでしょ。

実はスタッフが裏で文字通り2匹を支えて、苦労していました。





ベティ、かつを、そしてスタッフの皆様、お疲れ様でした。

それでは、読者の皆様、メリークリスマス!

にほんブログ村にエントリーしてます。
 
 
こちらupwardrightをクリックして頂けると励みになります!

投稿者 院長 | 記事URL

2012年12月 8日 土曜日

この子は誰?(part 3)

この数日、朝の冷え込みも厳しくなってきましたね。

朝の犬の散歩もちょっと辛くなってきます。

さて、本日は この子は誰? の第三弾です。

顔の周りの被毛は薄く、頭頂部から背部にかけて針のようなものが生えています。





お分かりになりましたか?

ハリネズミの赤ちゃんでは?と思われた方も多いのではないでしょうか?


答えはNo! です。





実はヒメハリテンレックという食虫目の動物です。

今回、ヒメハリテンレックのショコラ君は健診のため、来院されました。




テンレックの仲間は世界中では、マダガスカルにしか生息しない種類です。

中でもこのヒメハリテンレックは、外見がハリネズミに似ています。

背中に生えている針は、ハリネズミのように硬くなく、触った時の鋭い痛みを感じる人は少ないと思います。

また半樹上生活を営んでいる動物なので、四肢の指や関節がしっかりと枝などを把持する構造になっています。

この点は、触ると私の指にテンレックの指が、しっかりと食い込むことから感じます。

この体型で木登りも得意という所が新鮮です。






体長は雄雌ともに全長14~18㎝で体重が約110~250gです。

平均寿命が10~13年。

しかも一回の出産で平均15匹も生むという動物です。

この出産数は哺乳類の中でも最も多い育児数になるそうです。




性格的には非常にデリケートのようです。

でも時間をかけてスキンシップを重ねていけば、ヒトによくなつく個体も多いそうです。

飼育のしやすさからハリネズミ以上の人気になる可能性もあるかもしれません。

診察する側からの意見としては、ハリネズミは危険を感じるとすぐ丸くなってしまうので、その先の診察が不可能になりがちです。

ヒメハリテンレックの場合は、ハリネズミのようにすぐに丸くなることはありませんから、体の詳細を診察することが比較的容易です。

採血もきっとハリネズミよりも容易にできると思います。




にほんブログ村にエントリーしてます。
 

 
宜しかったら、こちらupwardrightをクリック宜しくお願い致します!
 



投稿者 院長 | 記事URL

2012年11月12日 月曜日

グリーンなインコ達

当院には各種外国産の飼鳥がやって来ますが、その中でも体色の緑が鮮やかなインコ達をご紹介します。

まずはクロカミインコのクロちゃんです。

突然の落鳥(止まり木から落ちること)で来院されました。





クロカミインコの名の通り、頭部が黒いインコです。

原産地はボリビアで数十から数百羽を超える群れを作り棲息する社会性の高いインコです。



後ろから見た下羽の青が鮮やかです。





クロカミインコは、言葉を覚えるのが得意で、教えられた言葉を組み合わせてしゃべることができると言われています。

クロちゃんはいかがでしょうか?




次にご紹介しますのは、オオハナインコの太郎くんです。



オオハナインコはニューギニアやオーストラリアに棲息しています。

雄は緑の体色に赤や黄色のカラーが入り、雌は赤の体色に青のカラーが入ります。

本日は脱羽が気になるとのことで来院されました。









内側の羽に入っている朱色が綺麗です。





オオハナインコは、利口で精神的に繊細でデリケートな気質だそうです。

本日ご紹介させて頂きました2件のインコ達いかがでしたか?

また機会があれば、珍しい鳥をご紹介いたしますね。




にほんブログ村にエントリーしています。
 

 
宜しかったら、こちらupwardrightをクリック宜しくお願い致します!
 

投稿者 院長 | 記事URL

2012年11月 5日 月曜日

エル君の受難

以前、耳の毛玉取りにはご注意を!!で飼い主様が誤って耳をカットしてしまった事例をご紹介しました。

今回は口周りの毛をカットしようとして、誤って下をカットしてしまった事例紹介です。

エル君は非常に舌の長いヨークシャテリアです。



飼い主様が口周りの毛が長く、気になるとのことで鋏でカットされたのですが・・・・・・。



舌を少し鋏で切ってしまったようで、出血が止まらなくなってしまいました。

甚だしい出血です。



エル君自身は出血により、パニックに陥り、激しい呼吸を繰り返しています。

舌の動きがあまりに速く、患部を確認することさえできません。

結局、全身麻酔を実施して寝てもらっている間に処置をすることにしました。



よく見ますと下写真の黄色丸に囲んだ部分から出血していることが判明しました。



約3~4㎜ほどの切開創です。

舌の細動脈を離断したようです。

舌は骨格を持たない代わりに強靭な線維性組織を舌全体に分布させています。

この線維性組織の各線維が3次元的な運動を可能にしています。

5‐0の吸収性縫合糸で切開創を縫合します。







縫合終了した段階で出血もしっかり止まりました。

エル君はしばらく舌の違和感を気にしていたようですが、とりあえず無事処置も終了しました。

その後、1週間して抜糸にエル君は来院されました。





よくよくご覧いただくと、本当にエル君の舌の長さに驚きます。

この舌の長さでは、飼主様が舌を誤って切ってしまうのもうなずけます。

抜糸は麻酔もしてませんし、この達者な舌使いに翻弄され、苦労しました。

でも患部はしっかり治癒していました。



舌は皮膚と異なり、非常に血管に富んだ組織です。

ほんのちょっとした傷であれ、部位によっては激しい出血を伴う点にご注意下さいね!





にほんブログ村にエントリーしてます。
 

 
宜しかったらこちらupwardrightをクリック宜しくお願い致します。
 






投稿者 院長 | 記事URL

カテゴリ一覧

カレンダー

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31