犬の育て方・病気猫の育て方・病気哺乳類の育て方・病気両生類の育て方・病気
  • home
  • スタッフ
  • 医院紹介
  • アクセス・診療時間
  • 初めての方へ
  • HOTEL
 

ハムスターなど小型げっ歯類の疾病

2012年5月25日 金曜日

デグーマウスの陥頓包茎(かんとんほうけい)

陥頓包茎(かんとんほうけい)とは、包皮腔から突出した陰茎亀頭部が包皮腔内へ戻れなくなった状態をさしていいます。

包皮口の皮膚やその周辺の被毛陰茎に付着して、巻き込まれた皮膚による圧迫で、陰茎の血液循環が障害を受けます。

この症状は、デグーマウスのみならず一般的に犬、猫にも日常的に起こります。

一旦、陰茎が露出しますと数分後には浮腫が陰茎に生じ、疼痛が現れます。

今回、ご紹介するデグーマウスは陰茎が露出して高度の浮腫に陥り、疼痛も伴って患部を舐めるようになって来院されました。





黄色の円に露出して戻らなくなった陰茎が認められます。



陥頓状態に陥ってからまだ短時間なら、上の写真のように流動パラフィン(ベビーオイルも可)を塗って、陰茎をスムーズに包皮内腔に戻します。

長時間にわたる露出では、亀頭部の浮腫も著しく容易に戻せないこともあります。

そんな時は、高濃度の砂糖水(約20%以上)を用意して頂き、亀頭部に塗布して浮腫を砂糖水との浸透圧差で亀頭部の浮腫を改善させたりします。

あるいは冷湿布を患部に施して圧迫して浮腫を軽減させます。

それでも戻らなければ、最終的に包皮を切皮して陥頓状態を整復します。





綿棒や鉗子を用いて、優しく包皮内に陰茎を押し戻しているところです。



綺麗に戻すことが出来ました!



この陥頓包茎は発見が遅れるほどに整復が非常に困難になります。

亀頭が壊死を起こしている場合もあります。

場合によっては陰茎を切除しなくてはならないということもあります。


        陥頓包茎だけは御免こうむりたいと思った方!
 

 
            こちらupwardright  をクリックして頂けると嬉しいです!!
 


投稿者 もねペットクリニック | 記事URL

カテゴリ一覧

カレンダー

2018年12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31