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フクロモモンガの疾病

フクロモモンガの前肢浮腫(末梢循環障害)

つい先日、フクロモモンガで前肢の咬傷による皮下膿瘍をご紹介しました。

あの写真もそれなりに前肢の腫れが目立っていましたが、今回のフクロモモンガ君はさらに腫れが酷いです。





まさにグローブのごとく腫れています。

なぜこんな状況になったかというと下写真の左手首(黄色矢印)に部分になんと飼主様の髪の毛が巻き付いてしまったのです。



案外、小さな生き物ほどこういったアクシデントは気づかれないもので、ひどくなってから受診される特徴があります。

おそらくあと数日来院が遅ければ、断脚ということになっていたかもしれません。

フクロモモンガにとどまらず、犬や猫でもこういったアクシデントは多いです。

小さなお子様のみえるご家庭では、お子様が犬や猫の足に輪ゴムを巻いてしまい、そのことを忘れてしまい何日か経過しますと末梢部の血流障害が生じますので、早急に輪ゴムをカットしないと足が壊死を起こし、外科的に断脚を要します。

今回のフクロモモンガ君は患部の浮腫で治まり、患部に巻き付いていた髪の毛をカットして事なきを得ました。

髪の毛というのは非常に珍しいケースと思いますが、フクロモモンガをお部屋に放って遊ばせているとカーテンとか絨毯の毛が足首に巻き付いて、今回に似た症状を引き起こしますのでご注意ください。



フクロモモンガの手首がここまで腫れるんだと驚かれた方は
 

 
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投稿者 院長 | 記事URL

フクロモモンガの皮下膿瘍(咬傷)

これまでのフクロモモンガの疾病の紹介の中でも申し上げてきましたが、フクロモモンガは本当に細菌感染に弱いです。

今回ご紹介するのは、同居してるフクロモモンガに咬まれて皮下に膿瘍が出来てしまった症例です。

このフクロモモンガ君は右前肢が非常に腫れて受診されました。

明らかに右前肢がグローブのように腫れ上がっていました。

患部に圧迫を加えますと2か所の穴が存在し、それぞれから膿が排出されたのが判明しました。





この2か所の傷は同居しているフクロモモンガの切歯による咬傷と思われました。

細菌感染に弱いのが特徴ですが、一方適切な抗生剤を投薬すれば比較的シャープに効果が表れるように思います。

今回はニューキノロン系の抗生剤を処方しました。

また自咬症に走る特徴のある動物ですから、エリザベスカラーを装着して患部を自身で咬まないように保護しました。



これで一週間、我慢してもらうこととしました。

小型愛玩鳥と同様、フクロモモンガはエリザベスカラーが大嫌いです。

これを装着するだけで食欲は激減します。

1週間後の患部は以下の写真です。

随分、患部の腫れが治まっているのがご理解いただけると思います。



患部の排膿も治まりましたので、カラーを外すこととしました。

これでフクロモモンガ君もすっきりしたことと思います。

今回は飼主様が早く気付いて受診されたから良かったのですが、以前フクロモモンガの断脚手術をご紹介したように長い時間放置されると最悪、命に係わることとなります。


フクロモモンガの前肢が化膿するとこんなに腫れのか!
 

 
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