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フクロモモンガの疾病

フクロモモンガの去勢手術(変法 その2)

先回、フクロモモンガの去勢手術の変法を簡単にご紹介させて頂きました。

今回、その術式で手術をご希望された もん太君 をご紹介します。

もん太君ははるばる横浜から手術を受けるために来院されました。

東浦に滞在される時間も限りがありますので、早速手術に入ります。

その間、飼主様は名古屋城はじめとした名古屋見学をされるそうです。





先回の術式の説明の通り、陰嚢にメスを入れずに直接精巣動静脈や精管を露出させ、結索していく方法です。








フクロモモンガは傷口を気にする個体も多いのですが、不思議とこの変法では患部を気にするケースが少なくなりました。



特に麻酔にかかわる問題も無く、無事に手術は終了しました。

術後の患部の管理が非常に重要です。

自咬症にならないよう、かつ頚部に負担をかけないよう自作のカラーをつけます。







もん太君は麻酔の覚醒が速やかで、ケージの中をぶら下がって徘徊しています。



あとは横浜の動物病院で抜糸をして頂くようお願い致します。

最近は、フクロモモンガの飼主様の飼育に関わる意識が高く、早期の去勢を希望されケースが多いようです。

特に単独で飼育される場合は、発情に伴うストレスから自咬症へと移行する症例が多いのがフクロモモンガです。

去勢をすることで、ストレスから解放され、性格もマイルドに変わることが多いと思います。

もん太君、はるばるお疲れ様でした!




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投稿者 院長 | 記事URL

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