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フクロモモンガの疾病

フクロモモンガの咬症

当院ではフクロモモンガの患者は増加の傾向にあります。
その中で、全身麻酔を施し外科手術の対象となる患者は多いです。
特に、咬症による症例が圧倒的に多いと感じてます。
今回は2件、咬症のモモンガの手術を紹介します。
下のモモンガはつがいで飼育されていた個体ですが、パートナーとの折り合いが悪く、咬まれてしまいました。
モモンガの切歯は、鋭く咬む力も強いので、ダメージも思いの他激しいです。



次の写真は自ら咬んで、肛門周辺からペニスに至るまで皮膚が欠損してしまった症例です。
モモンガは社会性のある動物です。
毎日のように、飼い主はモモンガと遊ぶ時間を作って下さい。
飼い主とのコミュニケーションが取れなくなると、ストレス性の自咬症を引き起こすことが多いです。
今回は、そんな背景があった個体です。
受傷した箇所が排便・排尿に関わる重要なところなので、細心の注意を払って再建手術を行いました。
術後、回復も良好で、排便排尿もしっかりできました。
どのモモンガにも言えるのは、術後の管理が非常に重要で咬めない場所ならともかく、口が届くところには自作のエリザベスカラーなり装着して、保護しなくてはなりません。
これを怠ると、さらに自咬症が激化して患部が拡大し、断脚に至るケースもあります。




投稿者 院長 | 記事URL

フクロモモンガの去勢手術について


発情中のフクロモモンガは、男性ホルモンの影響で攻撃性が増強されるケースも多いです。ペットとして飼育する上では、つがいであれば雌のモモンガに、あるいは飼い主へ攻撃したりする個体もいるわけです。犬・猫同様、睾丸を摘出する去勢手術を実施することでそれらの行動の大部分を抑えることが可能です。今回はフクロモモンガの去勢手術の様子をご紹介しましょう。
当院では、イソフルランというガス麻酔で全身麻酔を行い、去勢手術を実施します。
ガスマスクの中に入ってもらい(上左写真)、まずは寝てもらいます。フラフラし始めたら、自家製のマスク(上右写真)を口に付けてガス麻酔開始です!


 
フクロモモンガの陰のうは腹部の中央あたりに存在しています。
ペニスは肛門に近いところにあり、雄犬の生殖器のレイアウトに比べると不思議な感じがします。
左の写真は陰のうに切開を入れたところです。 
下の写真は精巣動静脈を縫合糸で結札したところです。


 

左写真は摘出した睾丸です。
右写真は手術終了して切開した陰のうを縫合したものです。
ガス麻酔を終了してから5分後には、完全に覚醒しました。

投稿者 院長 | 記事URL

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