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カメレオンの疾病

エボシカメレオンの紫外線照射による眼球障害(その2)

以前、紫外線ランプのセッティングミスで眼球障害をおこしたエボシカメレオンをご紹介をさせていただきました。

今回もまた、紫外線ランプと個体の距離が近すぎて、眼球障害を受けた症例です。

しかも先回と同じ、エボシカメレオンです。

静岡県から、はるばる来院されたレボ君です。

紫外線ランプが眼球になぜ障害を与えるかについては、こちらをご覧ください。

私の個人的にレボ君が可愛かったので、同じ疾病ですがご紹介する運びとなりました。



なぜか紫外線ランプの眼病は幼体が多いです。

恐らくは幼体ほど無防備で、飼育ケージの上部に設置してある紫外線ランプに接近しすぎるからなんでしょうね。

レボ君は、生後2週間くらいの幼体です。

体長は5cmもありません。

瞼を絶えずしょぼつかせるとのことで来院されました。



上写真は眼球洗浄をしているところです。

幼体なので激しく洗浄しているように見えると思います。

むしろ、流れ落ちる洗浄液を誤嚥しないように気を付けることが大変でした。



眼球洗浄後に点眼薬をつけて、治療を継続します。



処置後には、眼がすっきりした感じのレボ君でした。

紫外線照射が原因ですので、くれぐれも樹上付近に紫外線の遮蔽物を置くなりして工夫して頂きたく思います。






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投稿者 院長 | 記事URL

パンサーカメレオンの代謝性骨疾患(その後のアオ君)

先日、カメレオンのアオ君のご紹介をさせていただきました。

アオ君は、代謝性骨疾患の疑いで治療させていただいてますが、その後の経過報告です。

症状は、左下顎部の腫れとそれに伴う咬合不全、左側の結膜炎です。



下写真は1か月前のアオ君です。

赤丸で示した部分の下顎部が腫大しているのがお分かり頂けると思います。



次の下写真は、1か月後のアオ君です。

黄色丸で囲んだ下顎部がスッキリし始めています。



以前にもまして、アオ君は元気・食欲もあり、飼主様も投薬に苦労されていないようです。

下写真は1か月前のアオ君です。

赤矢印にありますように、結膜炎で瞼を開けることが出来ない点、左下顎部の咬合不全で顎の咬みあわせに隙間が生じています。



下写真(黄色矢印)は1か月後のアオ君です。

眼はパッチリ、顎もある程度しっかり咬みあうことができています。



アオ君の飼主様とのツーショットです!





まだアオ君の治療は続きますが、頑張りましょう。

はるばる静岡からご来院頂き、お疲れ様でした。

最後に,アオ君のお姉ちゃんから私にいただいたプレゼントをご披露させて頂きます。



手作りのアオ君のストラップです。

可愛いですね。

素敵なプレゼント、ありがとうございました。



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投稿者 院長 | 記事URL

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