犬の育て方・病気猫の育て方・病気哺乳類の育て方・病気両生類の育て方・病気
  • home
  • スタッフ
  • 医院紹介
  • アクセス・診療時間
  • 初めての方へ
  • HOTEL
 

スタッフブログ

2021年6月23日 水曜日

獣医師竹内 チンチラのてんかんについて

初めまして、今年の3月に鳥取大学を卒業し、4月から勤務している獣医師の竹内と申します。

幼い頃から動物が大好きで、病気や怪我で苦しむ動物を助けたいという思いから、獣医師を志しました。


 げっ歯類が好きで、過去にシマリスとハムスター、ゴールデンレトリバーを家族で飼っていました。

現在はチンチラと文鳥を飼っています。今回はチンチラの紹介をさせていただきます。

チンチラは粗食家で太りにくいといわれていますが、我が家のチンチラは食いしん坊でぽっちゃり体系のため、現在ダイエットに挑戦中です。

そんな我が家のチンチラは、「てんかん」という病気を抱えています。





てんかんとは

 「てんかん」とは脳の病気で、「てんかん発作」という、痙攣やハエ咬み行動などの症状が繰り返し起こります。

てんかんは原因により、いくつかに分類されます。

1.脳に構造的な病変がない「特発性てんかん」

2.脳腫瘍や脳炎、脳の奇形といった脳の構造異常が認められる「症候性てんかん」

我が家のチンチラは特発性てんかんに該当します。特発性てんかんは、遺伝的素因が原因だと考えられており、6ヶ月齢~5歳齢の若い間での発症が多いとされています。


てんかん発作

 てんかん発作で最も多いのは痙攣ですが、幻覚が見えたり同じ行動を繰り返すといった、痙攣以外の症状も存在します。

脳には神経細胞が集まっており、体を動かしたり呼吸をする、といった様々な命令を、電気信号を通じて伝達しています。

何らかの原因で脳が異常に興奮し、電気信号が過剰に発生することで意識障害や痙攣などが発作的に生じます。


 我が家のチンチラのてんかん発作では痙攣が起こります。発作の様子を、写真と共に紹介したいと思います。




 まず、発作の起こり始めでは、ヒゲがピヨピヨと激しく動くことが多いです。


 

続いて、後ろ足が突っ張ったように伸びます。



写真では分かりづらいですが、その後、バタバタと体が動き回り、数分間で終息します。

発作が終わると、必死にご飯のチモシーを食べる行動を取ります。

 発作が起こった際の対応ですが、怪我をしないように安全な場所に移動させ、痙攣中の落下事故や、

ぶつかって怪我をすることを防ぎます。また、移動後は痙攣が治まるまで静かに見守ってください。

発作の様子を目の当たりにすると、心配になり、思わず名前を呼んだり揺すったりしてしまう方も居られるかと思います。

しかし、それが新たな刺激となり発作が長引いてしまうことがあるため、静かに見守ってあげてください。

ただ、発作中に激しく暴れ周り、本人が怪我をしそうな場合には、毛布等をかけて保護してあげると良いかと思います。


てんかんの治療

 犬では、てんかん発作が頻繁に起こると脳に様々な障害が起こるといわれており、その予防のためにも治療を行います。

治療は、抗てんかん薬という、脳の興奮を抑える薬を用います。特発性てんかんは、一生涯治療が必要になることが多い病気です。

薬を毎日飲んでいても、てんかん発作を100%起こらないようにすることは難しく、発作の頻度をいかに少なく抑えられるかがポイントになります。
 

我が家のチンチラは毎日薬を飲んでいますが、時々てんかん発作が起こることがあります。

また、てんかん発作が起こった際には記録をつけるようにしています。日付と発作時の様子、発作の持続時間、

考えられる原因(例えば、雨の日だった、おやつのレーズンを食べた直後に起こった、投薬時間が遅れた、など)を記録しています。

記録をすることで、現在や過去の状況を把握することができ、薬の量を調整したり、

原因を取り除いて発作の頻度を減らしたりすることができる場合があります。

 もし、おうちで飼われている動物で、てんかん発作のような症状がみられましたら、動画で記録し、

来院時に持参していただけますと、診断の手がかりになります。


最後に

 チンチラのてんかんは症例数が少ないため、犬や猫のように詳しい治療方法が記載された文献がまだまだ少ない状況です。

ですので、私自身の飼育するチンチラの治療を通して得た経験を、他の患者さんの治療の役に立てたいと考えています。



ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。
にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
にほんブログ村

投稿者 ブログ担当スタッフ | 記事URL

2021年5月 9日 日曜日

獣医師伊藤の小話 飼い鳥の発情について

こんにちは、獣医師の伊藤です。近頃はだんだん暖かくなり、春の訪れを感じる日が多くなってきました


そして動物病院としては、猫の発情についての相談、拾った子猫を多く診察することになる時期でもあります。

しかし当院ではエキゾチックアニマルの患者様が多いため、今回は発情自体が健康上の問題になる事が多く、さらに去勢、避妊等が物理的に困難な鳥類(インコ・オウム類)の発情についてお話させていただきます。




発情行動

基本的には1年のうち2回ほどインコ類は発情し、つがいを作り、繁殖をします。

雄の場合は、ディスプレイ行動(高い声で鳴いたり)、吐き戻し、お尻を擦り付けるなどの行動

雌の場合は、巣箱のなかでじっとする、紙などをちぎって巣作りを行う、尾羽を挙げて交尾許容行動をする(飛行機ポーズ、しゃちほこポーズ)

狭い場所に入りたがる、ロウ膜の色が変わる

こういった行動をするようになり、こういった発情を慢性的に続けていると様々な病気になるリスクになります。




なぜ慢性発情がいけないのか?

インコ・オウム類の病気で特に問題になる事が多い産卵に関わる問題は卵づまりや卵管炎をはじめとして、低カルシウム血症などがメジャーですが、その他にも慢性的な発情は様々な健康上のリスクになります。

発情状態になるとエストロジェンと呼ばれる発情ホルモンが分泌されます、このホルモンは肝臓に蛋白質を産生させたりカルシウムを骨に沈着させる働きも行います。

その結果、肝臓に負担がかかり続けることによる肝機能障害、カルシウムの沈着と放出が繰り返されることによる骨の変形、関節炎など、卵に関わらない部分でも病気のリスクになります。


発情のステージ

まず、発情と一言に言っても発情期の中には求愛をするステージ(求愛期)と巣を作るステージ(営巣期)、その後、卵を温めるステージ(抱卵期)に分かれます。

そしてその後孵ったヒナを育てる育雛期が訪れ、ヒナが巣立ち非発情期に戻ります。



発情を促す要因

①発情対象の存在

仲の良い特定の家族、同居鳥などが見えること、声が聞こえることも発情を促します。

雄は特定の相手でなくても、おもちゃや鏡に発情することもあるので、その相手を環境から取り除くことが必要になります。

特に難しいのは可愛がっている家族とのコミュニケーションが発情を促してしまうことです。

「じゃあ、遊ぶこと、声をかけるのをやめましょうと」言うのは簡単なんですが、実際問題ペットと遊べなくなるというのもなかなか難しいもので、
人の顔をマスクなどで隠して遊ぶ、なんてことも言われてはいますが、なかなか心情的に...といったものです。



②明るい時間の延長

一日のうち明るい時間が長くなると、メラトニンが分泌され、GnRHの分泌量が増えることで発情が始まります。

明るい時間が6-8時間以上になると発情の刺激になるため、理想としては夕方にはカバーをかけて完全に光を遮断して朝まで一切光を当てない事です。

少しでも光が差し込む時間があると、発情抑制にはならないため注意が必要です。


③巣の存在

雌にとっては特に巣材・巣があることが発情を引き起こす原因となります。

そのため、床材のティッシュや新聞紙などちぎって巣にできるものをかじるようなら使わないこと、
テントや巣箱、壷巣など巣だと認識できるようなものをケージ内に入れないことが必要になります。

また、衣服の中、カーテンの中など、巣だと思い込んで落ち着ける場所に潜り込んだりすることをさせないことも重要です。




④ストレスのない環境

自然界では被捕食者であるインコ・オウムたちは外敵のいない落ち着いた環境いると子供を産んで子孫を増やそうとします。

飼育下ということ、つまり外敵がいない安全でエサももらえるストレスがない環境にいると必然的に発情しやすくなります。

そこで適度なストレス(あくまで適度な)を与えることで発情を抑制することができます。

例えば、ケージの場所を定期的に変える、知らない人に会わせてみるなども一つの方法だといわれています。



⑤十分な量の餌の存在

上記のストレスのない環境と一部かぶりますが、十分な餌が存在し、餌を探し回らなくてもいい環境にいることも発情を引き起こす原因になります。

自然界では飛び回らなくても餌が十分に手に入る時期に繁殖を行うためです。

そのため対策としては、肥満傾向にある子に対しては餌の制限と運動量を増やすダイエットを勧めることが多いです。

そして発情を抑えるという点ではダイエットさせることはかなり有効です。

しかしながら、しっかりと体重と便の様子をモニタリングしながら行う必要があるので、ダイエットを行うときは、鳥の体調に気を付けながら獣医師に相談して行うことが望ましいですね。

おわりに

色々と書きましたが、結局のところ"子供を高確率で育てられる状況で繁殖する"ことはどの動物にも共通する考え方です。

そして飼い鳥の発情で悩む飼い主様は大抵の場合、しっかりと飼育管理し愛情深く飼育されている方なんです。

そのストレスを与えまいとする愛情が発情を促してしまうことが難しい点であるとも思います。

かつて自分もセキセイインコを家族で飼育していたことがありました。

今にして思うと全く適当に飼っていたのですが、卵を産んだことは1,2回位でした。

餌はたまに切らしていたし、温度管理も特に行わなかった上に

他に飼っていたネコがケージの近くから「こいつはいつ狩ってもいいのだろう」としっぽを振りながら眺めていることもしばしばありました。

明らかに褒められた飼育環境ではなかったですが、発情させないという点ではやはり適度なストレスというのは必要なものなのでしょう。

次回はダイエットについて、肥満が病気の一因となってしまったケースについて紹介しながら書いていきたいと思います。

飼い鳥の発情について知る機会になったというかたはクリックお願いします!


投稿者 ブログ担当スタッフ | 記事URL

2021年5月 1日 土曜日

獣医師平林の小話 ~ヘビのマウスロット~

こんにちは。獣医師の平林です。


僕の近所の公園では先日桜が満開に咲いていました。


暖かくなって、動物達も活発になってきたのではないでしょうか。


僕は動物アレルギーを含め、色々なものにアレルギーをもっているのですが、やはりスギ花粉の時期は頭一つ抜けて症状が重くなるので大嫌いな季節です(笑)





・・・という書き出しで3月末から記事を書き始めたのですが、もう5月ですね。


4月の犬猫予防シーズンに入るやいなや忙殺されておりました。





さて、今日のお話ですが、前回に引き続きまたヘビです。


爬虫類のマウスロットといえば、名前だけは知っているという方も多いのではないでしょうか。


知名度に比例してとてもポピュラーな病気かというとそこまででもないのですが、やはり有名になるだけあってそれなりの数の患者さんが来院されます。





まずマウスロットがどんな病気なのか、というところからですが、口内炎(mouse rot)のことです。


例えば捕食時に負った外傷であったり、食餌の腐敗であったり、強制給餌の際に傷を付けてしまったりと、色々なことがきっかけとなって起こりえます。


飼育失宜(度を越えた多頭飼育、不衛生、温湿度が不適)や栄養学的問題(ビタミンAやCの不足、脱水)も原因となることがあるので、注意が必要です。


起こりうる症状としては、食欲不振、流涎、鼻汁、結膜炎、首の腫れなどがあります。


これらに対しての対症療法とともに、適切な抗菌剤の使用と、乾酪化した粘液物の物理的な除去をします。


以下、いつものように実際の症例写真をご覧頂こうと思います。





今回紹介するのは流涎が続くとのことで来院されたカーペットパイソンさんです。

















口の中は涎でいっぱいですね。

















固まってしまった膿の塊を除去していきます。





























見える範囲で取り切ったところです。


一部炎症を起こして出血しているのがお分かり頂けると思います。











表面の消毒をして、処置は終了となります。
















あとはご自宅で飼育環境に気を付けつつ、お薬を飲んで安静にしてもらいます。


マウスロットは、爬虫類を飼っている方は名前だけは聞いたことがある病気だと思います。


よくある病気ではないですが、口の病気というのは食欲に直結しますし、それはすなわち衰弱にも直結するということです。


おうちの子の異変に気付いたら早めに来院して頂けるとと思います。


参考になったよー、という方は下記のランキングアイコンをクリックして頂けると励みになります。



投稿者 ブログ担当スタッフ | 記事URL

2021年2月14日 日曜日

獣医師伊藤の自己紹介と"使用しない方がいい"飼い鳥の飼育グッズ

当ブログを見てくださっている皆さま、初めまして、去年の7月から勤務している獣医師の伊藤文人と申します。

自分は愛知県出身で、酪農学園大学を卒業し、関西の動物病院で勤務医をしたのち、もねペットクリニックにやってきました。

スキーや映画鑑賞が趣味で、北海道で学生をしていた時は、よく札幌周辺のスキー場へ通っていました。



名古屋近辺に住んでいると想像しにくいですが、札幌周辺には日帰りで行ける距離にスキー場が複数あって、

雪に縁のなかった学生もたいていスキー、スノボができるようになって卒業していきます。

以前勤めていた動物病院は、もねペットクリニックと同じくエキゾチックアニマルも含め幅広い動物種の診察を行う病院でした。

なかでも、エキゾチック担当の先生が鳥の専門病院に長年勤めていたこともあり、特に鳥類の診察件数が多く、

その先生から飼い鳥の診察について、専門病院で培われてきた多くの経験と知識を学ばせていただきました。


こういった経緯もあり、今回は当院のホームページで触れられていない
飼い鳥の"使用しない方がいい"飼育グッズについて軽くお話させていただこうと思います。

以下にそれらのグッズを紹介していきます。

塩土




赤土、塩、ボレー粉を石膏で固めて作られ、昔からミネラル補給、嘴のトリミング目的で使用されている副食です。

よく使用されている飼い主さんも見かけるのですが、最近では次の大きなデメリットから基本的に使わない方がいいとされています。

① 小石や砂の過剰摂取によって、砂嚢の逆流や胃腸が荒れるなどの消化器疾患の原因になる。

鳥には口から食べたものを砂礫ですりつぶして消化を助ける砂嚢という器官があります。

塩土に含まれる砂や小石が、その砂礫をためることに役立つとされています。

しかし皮を剝いて実を食べる多くのインコにとってはさほど砂礫は重要でないらしく、
むしろ食べ過ぎの結果、砂礫の逆流による嘔吐、結晶が粘膜を傷つけたり、胃腸がうまく動かなくなる、うっ滞などの原因になる事が多いです。


② 塩分の取りすぎ

人間もそうですが、塩分の取りすぎは腎臓への悪影響を及ぼす可能性があります。


③ カビなどの衛生面の問題

塩土の上にフンをしたりして不衛生で、湿った状態を放置すると塩土の表面にカビが生えることがあります。

そんなものをかじるのは明らかに健康によくないですが、

なによりカビの仲間は呼吸器や肝臓にかなりの悪影響を与える病気の原因になることも多いです。


サンドパーチ

小鳥の爪のケアを目的に止まり木の表面を砂などでコーティングしてあるものです。



初めからコーティングされた止まり木タイプや、今ある止まり木に巻いて使用するカバータイプのものがよく売られています。

鳥が爪を削る目的どおりに使用してくればいいのですが、猫のように自分で爪を研いでくれるわけもなく、

ただ足の裏を削るだけに終わるケースが多く、ひどいと皮膚炎などの原因になります。

さらに表面の砂をついばむ子も多く、塩土の時と同じく、その砂が胃炎や砂礫の逆流などの消化器疾患の原因になる可能性もあります。



このように時代によって正しいとされている飼い方は変化していきますし、

市販されているからといって必ずしもペットにとって有益なばかりのものとは限らないケースもあります。

日々、情報の更新を心がけていきたいですね。



にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
にほんブログ村

投稿者 ブログ担当スタッフ | 記事URL

2021年2月 2日 火曜日

獣医師平林の小話 ~ヘビダニ~

お久しぶりです。獣医師の平林です。

最近少し暖かくなってきたと思ったら、また寒くなってきて雪まで降ってきましたね。

青森県の大学に行っていたので雪を見るのは好きですし、心が落ち着く光景ではあるのですが、道路がひどく混雑するのだけは参ってしまいますね。



さて、今日のお話ですが、爬虫類の外部寄生虫の症例をご紹介させて頂こうと思います。







実は爬虫類の皮膚疾患、そして今回ご紹介することは出来ませんが消化器疾患、というのはとても来院数が多い分野になります。

そもそも犬猫の場合でも皮膚や消化器というのは来院理由の大部分を占める分野になります。

エキゾチックアニマルの場合はそれに加えて、「小動物は毎日一緒にいるご家族でも体調不良に気付きにくい」というなかでも食欲・排泄・体表面の不調というのは比較的気付いてあげやすいというのも理由かもしれません。







爬虫類の皮膚疾患としては脱皮不全皮下膿瘍低温火傷感染症などなど紹介しきれないくらいあります。

その中でも今回お話するヘビダニについては、ある日突然なる病気、というよりお迎えの時に気を付けて欲しい病気になります。

ヘビに限らず爬虫類のダニというのははポピュラーな病気ではありますが、ちょっとだけ気を付けなければならない買い方、というのがあります。

即売会等のイベントです。







単純に全国各地のショップ、多種多様な生体が密集する空間でもありますし、移動のストレスで生体の免疫力が落ちている状況でもあります。

イベントは非常に楽しい空間ですし、僕自身も新しい子のお迎えを目的に参加したことがありますが、やはり店舗での購入よりもお迎え時からの体調不良で来院されるケースは多いように感じます。

とはいえ最近はコロナでそもそもイベントが自粛傾向ですので、今はあまり関係がなかったかもしれませんね。





さて、ではここからは実際の症例の写真をご紹介させて頂きます。

こちらは生後半年のデザイナーズカーペットパイソンさんです。







ベビーのヘビさんをお迎えしたところダニが付いていたようで、家の子全員にダニが移ってしまったとのことで、この子が代表して来院されました。







ヘビダニは鱗の隙間なんかによくいたりするのですが、色合いが黒っぽい子であること、ピントがうまく合わなかったことから良い写真が撮れませんでした。

ペットシーツに落ちていたダニ。こちらはとても見やすいですね。







こちらはダニをつぶしたところになります。

赤くなっていることから吸血しているというのが良く分かりますね。







治療法としては飲み薬での駆虫はもちろんのこと、家にいる子全員が治療をすること、飼育環境の清浄化(ケージ内の駆虫)、が必須になってきます。

ダニなどの外部寄生虫による皮膚炎は、不快感としてはかなり強い部類になるので早めに治療してあげたいですね。

お迎えした子は基本的には1ヶ月程度は先住の子とは隔離して飼育して頂いて、問題がないのが分かってから、もしくは健康診断を受けてから、一緒にして頂くと良いですね。



爬虫類に限らず、この記事を読んでつい自宅の子の皮膚チェックをしてしまった、という方は↓クリック↓して頂けるとありがたいです。


投稿者 ブログ担当スタッフ | 記事URL

カテゴリ一覧

カレンダー

2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

月別アーカイブ