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異物誤飲/犬

2020年6月12日 金曜日

アーカイブシリーズ 犬の異物誤飲(焼き鳥の串)

アーカイブシリーズを本日も掲載させて頂きます。

8年ほど前に当院HPに掲載した文章です。

今回は焼き鳥の串です。

場合によっては、胃や腸を穿孔して腹膜炎を引き起こしたりしますので、怖い異物です。





犬の異物誤飲シリーズ、今回で5回目になります。

こんなものまで食べてしまうの?

とブログをご覧いただいた飼主様から意見をいただくことがあります。

我々からすると信じがたい物まで犬は口にします。

犬の異物誤飲につきましては、今後も症例をあげつつ、飼主の皆さまにも注意を喚起する意味で継続させて頂きたく思います。


さて、今回は焼き鳥の串を半分齧って、そのまま飲み込んでしまったミニチュア・ダックス君の症例です。

飼い主様の見てる前で、串を飲み込んでしまったとのこと。

何か分からないけど嘔吐が続いてる、とか食欲不振が続いている等の症状から、各種精密検査をして、異物誤飲まで絞り込んでいく手間が省けます。

早速、全身麻酔をして胃を切開しました。





胃を出した瞬間にすでに黄色矢印に示すように胃を内側から圧迫している異物が存在していることに気づきます。

その部分に注意深くメスを入れます。





胃切開と同時に飛び出してきたのが、飼主様の申告通り、半分に折れた焼き鳥の串でした。



長さが約6cmの串です。

状況にもよりますが、最悪この串が胃を穿孔して、横隔膜を貫いて心臓を傷つけることだってあり得ます。



胃切開した箇所も最小限にとどめることが出来ましたので、二重縫合を実施して胃を閉鎖しました。









結果として、正味30分ほどで手術は完了しました。

ダックス君にしても最小のストレスで済んだ手術と思います。




先端恐怖症の方は、この串等の誤飲は想像しただけで最悪と思われるでしょうね。
 

 
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投稿者 もねペットクリニック

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