犬の育て方・病気猫の育て方・病気哺乳類の育て方・病気両生類の育て方・病気
  • home
  • スタッフ
  • 医院紹介
  • アクセス・診療時間
  • 初めての方へ
  • HOTEL
 

スタッフブログ

2017年3月29日 水曜日

肛門嚢について ~加藤獣医師便り~

こんにちはnote
獣医師の加藤です



 


3月も終わりですね。

4月から新しいスタートをきる準備をされている方もいて、

何かソワソワする季節ですねcherryblossom





さて、今回は『肛門嚢』について

お話しさせていただきます。

みなさん、肛門嚢のことはご存知ですか?




肛門嚢とは、肛門の左右4時と8時のところに存在する

一対の分泌腺のことを言います。


写真のように、親指と人差し指で示しているところが肛門嚢になります。





肛門嚢は、悪臭のある分泌物を貯留し、

排便時や興奮時に細い導管を通って排泄されます。


実際、ドゥちゃんから出できた肛門嚢の分泌物です。
独特な臭いをはっしていますwobbly




この分泌物は排便時に便に付着し、

他のワンちゃんに対して自分の存在をアピールする臭い付けであったり、

自分はこうゆう犬であることを伝えるものでもあります。





肛門嚢付近は常に便などで汚染され、細菌感染しやすく、

炎症が起きやすい環境になっています。




肛門周囲や肛門嚢自体に何らかの原因で

感染や炎症がおきると肛門嚢炎を発症し、


導管が閉塞、分泌物が肛門嚢に貯留すると、

肛門嚢破裂と二次感染がおき肛門嚢膿瘍を発症します。

肛門嚢破裂とは、大きく腫大した肛門嚢が破れて、
隣接した皮膚も破り外へ排膿した状態のことを言います)



こういった疾患は小型犬種に多く

炎症や分泌物の貯留がおきると、肛門部に不快感を感じ、

お尻を床にこすり付けたり、

肛門周囲をなめたり噛んだりする動作をします。



上記の行動が見られたら、

病院で肛門嚢に貯まった分泌物をしぼりだすことで、

スッキリしますが、

感染がおきていたり、肛門嚢破裂が起きましたら、

治療を行います。





病気の発症を未然に防ぐため、

当院では、月1回のお耳掃除と一緒に、

肛門嚢しぼりも行っています。



ドゥも病院で待ってますwink




慣れればお家でも、肛門嚢をしぼれますが、

みなさん、なかなか苦労されいるようですね。



肛門嚢のことをご存じなかった方は、

一度飼われているワンちゃんのお尻を

確認してみてはいかがでしょうかsign02




ちなみに、ネコちゃんも肛門嚢がありますが、

ワンちゃん程、病気に発展することは少ないです。

しかし、分泌物が貯留しやすいネコちゃんもいまして、

突然、肛門嚢が破裂して来院されることもありますので、

ネコちゃんの飼い主様も気にかけてくださいsign01




肛門嚢破裂を繰り返す場合は、

肛門嚢の摘出手術を行うことがあります。

犬の手術の詳細はこちらをクリックしてください。

同じく猫の肛門嚢摘出手術の詳細はこちらです。





 
upwardright肛門嚢しぼりって大切だなと思われた方はクリックお願いします。


投稿者 ブログ担当スタッフ

カテゴリ一覧

カレンダー

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30