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スタッフブログ

2016年9月 7日 水曜日

NO.451 ヨウム アツムくん(東海市在住)



みなさん、こんにちはwinkclover


先日、岐阜県下呂市の方まで
日帰り旅行に行ってきましたnotes

温泉は気温が暑くて入れなかったので
足湯だけ浸かったのですが

下呂温泉で有名なだけあって
お肌がスベスベ♫

次は、ゆっくり温泉に入りたいですhappy01





それでは、患者様紹介にうつりたいと思いますsign03

ヨウムアツムくんですshine






アツムくん、ちゃんとカメラ目線で写ってくれましたhappy02
可愛いよーsign03

さて、ここで少しヨウムについてご紹介したいと思いますpencil



生息地はアフリカ西海岸の森林地帯

体長は約33cm、体重300-500g程度

ヨウムは、人が喋っている言葉や電子音なども
知能が高く人の言葉の意味を理解して
人間とコミュニケーションをとる能力があるそうですよhappy01





さて、今日アツムくんは健康診断で来院されましたsign03


初めての病院だけど
ちゃんと頑張れるかな?smile





診察した結果・・・・・・・・・


便の状態も・健康状態も問題なしsign01

よかったね♪アツムくんhappy01

それにしても病院初めてなのに、よく頑張ったねshine





全ての健康診断が終わったアツムくん

ご機嫌になり綺麗な尾羽を見せてくれましたshine





体がグレーで、尾羽だけオレンジだと
とても色が映えて綺麗だね!happy02
見せてくれて、ありがとうshine


さぁ!今日は、もう診察終わりです♪
またアツムくんの、元気な姿見せてくださいねhappy01






アツムくんの尾羽綺麗sign03と思った方は


  


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投稿者 ブログ担当スタッフ | 記事URL

2016年9月 6日 火曜日

新米獣医師カーリーのつぶやき-part73~皮膚痒み①~-

こんにちは、獣医師の苅谷です。

この前、野球観戦に行ってきたのですが、最後の展開でどっと疲れましたね。

やはり終わり方はとても重要と感じた一日でした。





今回は皮膚の痒みについてお話します。

皮膚の痒みは皮膚糸状菌症や膿皮症といった皮膚感染症やアレルギーやアトピー性皮膚炎などによって引き起こります。

皮膚感染症は二つに分けられ、外部から感染するタイプと皮膚に常在し、何らかの影響によって感染するタイプに分けられます。

外部から感染するタイプには皮膚糸状菌症や疥癬が挙げられます。

皮膚糸状菌症はズーノーシスと呼ばれるもので、この原因菌は人の場合だと白癬菌と呼ばれるものになります。

この皮膚糸状菌との接触で感染してしまうわけですが、健康な状態であれば、免疫で抑え込んでしまう場合があります。

身体に対してストレスや病気、薬の投薬による免疫力の低下に伴って発症または悪化します。

治療に関しては抗真菌薬の投与や免疫力の低下の原因を取り除くことになります。

予防としては糸状菌事態環境中に胞子が浮遊していることが多いので、感染している動物との接触を避ける、接触した場合はしっかりと手洗いをする、できるだけストレスフリーな生活を心がけることとなると思います。

次に疥癬ですが、これはノミ・マダニの予防の話であるような吸血するマダニとは異なる皮膚の角質を食べるヒゼンダニによって起こります。

主にこのヒゼンダニを持っている動物との接触(例えば野生のタヌキなど)によって感染します。

このヒゼンダニがヒトに悪さをするかといえば、悪さをします。

ただヒゼンダニの成体が宿主となる動物の皮膚から離れると数時間しか生き延びれなく、宿主となる動物ではなく他種の動物(例えば犬→人)の皮膚に移動した場合、移動先の皮膚では咬みついて虫刺され程度の症状が出ます。

こちらもやはり免疫力が落ちていると感染しやすくなります。

治療としては駆虫薬の投与により寄生虫を落とすことができます。





次に常在するものが何らかの影響で悪さをし、感染してしまうタイプについてお話します。

ここでは毛包虫やブドウ球菌、マラセチアといった微生物が関係してきます。

ここで挙げられた微生物は毛包虫であれば、生まれてきた時に母親から受け取ったり、ブドウ球菌やマラセチアといったものは環境中および皮膚に常在する微生物になります。

まず毛包虫症からです。

毛包虫は別名アカラスやニキビダニといった名前があり、私たち健康な皮膚の人でもほとんどの人の皮膚にも存在している微生物です。

健康な状態であれば特に悪さをしないのですが、若齢であれば何らかの原因で栄養状態が悪い時や高齢になってくると内分泌疾患、悪性腫瘍、薬剤の投薬により免疫力の低下により発症します。

若齢であれば栄養状態の悪くなる原因を取り除くことで自然に回復することがあります、一方高齢になって発症した場合、上記の原因を考慮して治療していくこととなります。

また毛包虫症が発症すると次にお話しするブドウ球菌によるひどい膿皮症も併発することも多いです。

ちなみに毛包虫は皮膚から離れるとすぐに死滅します。

また犬→人や人→犬など他種間の感染はありません。

余談ですが大抵の大人の皮膚には毛包虫は存在しているため、顕微鏡が使える環境があるのでしたらセロテープといったもので鼻当たりの皮脂をとり、見てみると実物が確認できることがあります。

次にブドウ球菌が関係する膿皮症についてお話します。

この膿皮症は舐めたり噛んだり傷ついたりして物理的な傷害を受け、皮膚の表面のバリアが破られて、通常健康な皮膚の状態であれば悪さをしなかったブドウ球菌などが悪さをし始めるものです。

犬における、特に高温多湿のこの夏の時期によく見かける皮膚の問題はこの膿皮症です。

皮膚のバリアが破られて内部に入ってくると白血球が退治しに動きますが、それでも手が追い付かない場合、痒みの悪循環が始まります。

こういった場合、抗菌薬の投与やシャンプーなどでケアしていくこととなります。

基本的に軽い膿皮症ーいわゆる皮膚の表層にのみの膿皮症であれば薬用のシャンプーを使用していきます。

一方、皮膚の深いところまで入ってしまった膿皮症に関しては抗菌薬を使います。

抗菌薬を使用するうえではやはり気を付けなければいけないことは耐性菌の問題です。

特にブドウ球菌は耐性を持ってしまって問題となっていることでも有名です。

耐性菌自体も問題ですが、たくさん存在する常在菌であるブドウ球菌が耐性をもってしまうことも問題です。

たくさん存在する常在菌が耐性を持つとその情報が他の細菌に伝わる可能性を高めます。

これによりかなり少数派の病原菌にこの情報が伝わってしまうと抗菌薬が無効になってしまい、治療の際には自身の免疫のみに依存しなければなくなってしまいます。

そのため抗菌薬は処方されたら問題がない限り、しっかりと服用する必要があります。






今回は以上で終わります。

次回マラセチア性皮膚炎からお話します。

もしよろしければ



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2016年9月 4日 日曜日

NO.450 ヨツユビハリネズミ たわしくん(知多市在住)



みなさん、こんにちはhappy01


 
台風typhoonが多く発生する時期になりましたね!
当院も天気予報は常に確認しています。


台風が愛知県あたりを通過しても基本的には
診療を行っていますが、

電車が停まってしまうぐらいの暴風警報が発令した場合
イオンモール東浦の営業が
遅れたり早めに終了したります。

その場合は、当院も同じく変動しますので
台風が来た際は、
HPのお知らせをご覧くださいねsign01



では、本日ご紹介させていただく患者様です。
ヨツユビハリネズミたわしくんですshine





生後2か月のたわしくんは
この日が初めての病院でしたっsmilesign01

ハリネズミは警戒心が強いdanger動物で、
知らない人に触られたり知らない場所に来ると怖がって
丸くなってしまう子が多いのですが

たわしくんは最初から診察台の上を元気に走り回りdash
とても人懐っこい一面をみせてくれましたhappy02heart04





スタッフに保定されても
丸くなるどころか、腕の上もトコトコ歩くなど
とっても活発で診察にも協力的で助かりましたlovelyshine






カメラを向けても怖がることなく
元気に走ってきてくれるのでドアップの写真ばかりhappy02





まだ幼い表情がとてもかわいいですよねheart02


元気いっぱいなたわしくんですが、
健診の際、皮膚の検査をしたところ・・・


ヒゼンダニが見つかってしまいwobblysweat01
約二週間に渡る投薬を頑張ってくれましたsign01


痒みも治まり、皮膚も綺麗になってよかったねwink






次回も元気なたわしくんにお会いできることを
楽しみにしていますconfidentheart04






たわしくん可愛いlovelyと思った方は

 

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投稿者 ブログ担当スタッフ | 記事URL

2016年9月 2日 金曜日

予防の一つ避妊手術について ~加藤獣医師便り~

こんにちはnote
獣医師の加藤です



残暑は厳しいですが
9月に入って、虫の音が涼しげに聞こえますねhappy01

秋バテにならないよう
体調には気を付けたいものです。



では、今回は『避妊手術』について

お話させていただきます。



現在、犬猫の飼い主様の予防意識が高まり

家族の一員として迎えたペットには

避妊手術を受けさせる方が多くなりました。



そのおかげで

犬猫の寿命が随分と長くなり

一緒にいられる時間が増えました。




避妊手術を行う目的として

以下のものがあげられます。



1.発情の抑制で精神的に安定する

2.出血の管理の手間が省ける

3.誤交配の危険がなくなる

4.子宮蓄膿症の予防

5.乳腺腫瘍の発生抑制

6.膣脱(犬)の予防

7.偽妊娠(犬)の予防


などです。



ここで、特に避妊手術を勧める理由は

上記の4、5の病気を予防できることが大きいからです。


『子宮蓄膿症』

子宮に膿が貯留する病気です。




発情後、数カ月以内に症状が発現します。

元気消失、食欲低下または廃絶、多飲多尿、嘔吐、発熱、腹部膨満、虚脱などです。

また陰部から茶色の液体(膿汁)が認められることが多いです。

(膿汁が認められない事もあるので注意が必要)



抗生剤の投与で陰部からの膿汁排出が止まっても

完全に子宮から膿を排出することはできません。


よって

治療の第一選択は外科的に卵巣子宮を摘出することです。




1つの症例として

こちらが通常の子宮の大きさに対し



このように子宮に膿が大量に貯留し、巨大化します。




ただ、この病気は術前、術後に

腎不全や敗血症、播種性血管内凝固(DIC)などの病気を

発症している場合もあります。



つまり
命を落とす危険が高い病気です。

上記の症状がみられたら、すぐに受診してください。




次に
『乳腺腫瘍』です。

犬の乳腺腫瘍は50%が悪性

猫の場合は、90%が悪性と言われています。



この子の場合は腫瘍が地面と擦れて自潰し、本人も気にして齧ってしまいました。





乳腺腫瘍は放置しておくと

写真のように巨大化し、自潰すると出血が止まらなくなり、

外科的に切除せざるおえなくなります。



しかし

避妊手術を早期に実施することで

乳腺腫瘍の発生を予防できることがわかってきています。
 


犬の場合

初回発情前 99.5%

1回発情後 92%

2回発情後 74%

2.5歳以降はほとんど効果がないと言われています。



猫の場合

6ヵ月齢まで 91%

7~12ヵ月齢 86%

13~24ヵ月齢 11%

24ヵ月齢以降はほとんど効果がないと言われています。


ただ、成長が遅い子は

上記の数値にとらわれず、

獣医師と相談して手術時期を決定しましょう。




手術には麻酔が必要です。

麻酔には100%安全というものはないですが

健康体であれば

通常はそれほど心配したものではありません。




よく若い時に避妊手術を行っていれば...

という状況があります。


予防できるメリットが大きいと感じた方は

愛犬、愛猫の避妊手術をご検討してみてはいかがでしょうかhappy01sign01



 

upwardright避妊手術は大切な予防の一つなんだと思われた方
クリックお願いします。















 

投稿者 ブログ担当スタッフ | 記事URL

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