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スタッフブログ

2015年11月27日 金曜日

新米獣医師カーリーのつぶやき-part56~動物の視ている世界は・・・~-

こんにちは、獣医師の苅谷です。

最近は急激に冷え込むようになりましたね。

夜になると息も白くなるようになってきました。

そして、布団の中に入ると寒くてなかなか抜け出せない今日この頃です。

風邪など体調を崩されぬよう注意が必要ですね。

今回は視覚についてお話しします。





まず視野についてです。

これは捕食者と被捕食者、つまり食べる側か食べられる側かで異なってきます。

まずは食べる側、主に肉食動物ですが、両目がどちらかというと顔の前面についています。

そのため左右の眼の両方の眼で見ることのできる範囲が現れるため、距離感がつかめるようになります。

ただし、眼の配置上、死角が多くできてしまうという欠点があります。

狩りをする上ではやはり距離感が測れないと取り逃がしてしまうため、このような眼の配置になります。

一方食べられる側の草食動物などといったものは顔の側面もしくは顔の前面より側面よりに眼がついています。

これにより視野が後方にも広がり、死角が少なくなるため、捕食者や危険察知に優位に働きます。

狙われる立場であるものにとっては距離感をつかむことよりも早めに危険を見つけることで生き残ることに役立っています。

視野に関しては眼の配置により距離感が掴みやすかったり、広い範囲を見渡せたりするということがありますが、色合いなどは動物ごとにことなります。

私たち霊長類であるヒトは赤・緑・青色の三色の組み合わせ、中間色で色合いを認識していますが、、霊長類以外の哺乳類、その他の鳥類や昆虫などの虫といった動物では異なります。

哺乳類を除く鳥類などの動物ではどのように見えているかというと私たちが認識できる赤・緑・青色に加えて、紫外線を認識できます。





私たちヒトが白色に見えている花が鳥類や昆虫からしてみると青紫色の花に見えているということもあります。

次に霊長類を除いた大部分の哺乳類ですが、赤色の認識ができなく、緑・青色の二色の組み合わせ、中間色で認識しています。

どうして鳥類などに比べて哺乳類は認識できる色の種類が少ないかという理由を遡ると恐竜が全盛期だった時代まで遡ります。

この時代の哺乳類の祖先は恐竜が活動する時間帯や場所を違えて生き延びてきたため、夜中心の活動で穴の中などで生活していたため視覚より聴覚や嗅覚などが発達し、視覚は退化していきました。

そのため日が昇っている時間帯に主に活動することはないので紫外線や赤色の認識する必要が少なくなり、認識できなくなっていったのだと思います。

哺乳類が地上に出てきて日中活動するようになって、ヒトを含む霊長類のように赤色が認識できるようになり、視覚に頼る生活をするものもいれば、イヌやネコといった大部分の哺乳類のように嗅覚や聴覚といった秀でたものをそのまま利用して視覚に頼り切らない生活をするもののに分かれていきました。





私たちの見えている色のうち、認識できない色が出てくるとその色は白・灰・黒色に見えてきます。

そのわかりやすい色というのが赤外線や紫外線の色です。

ヒトは他の動物と比べて色に関しては違うように見えているため、ワンちゃんやネコちゃん、トリさんなどの視点で物はどのように見えてるんだろうと想像すると面白いかもしれませんね。

今回は以上で終わります。

動物によって見えている世界は違うんだと思った方は



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投稿者 ブログ担当スタッフ

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