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スタッフブログ

2015年9月 9日 水曜日

新米獣医師カーリーのつぶやき-part49-~てんかん~

こんにちは、獣医師の苅谷です。

台風18号は日本海に通り抜けていきましたが、関東以北では大雨に注意だそうですね。

東海圏も台風の余波は残るようですね。


今回はてんかんについてお話しします。

てんかんとはいろいろな原因で脳細胞が過剰に反応し、発作を繰り返す脳に慢性的な問題がある病気です。

てんかんはその原因によって分けられ、交通事故による外傷や脳の腫瘍、感染症による脳炎によって起こる症候性てんかんと原因不明の特発性てんかんにわかりやすくわけられます。

てんかんによる発作では持続的に手足がピーンと伸びきったり、全身が痙攣することが数秒から数分続き、意識があるかないかで二種類に分けられます。

また、症候性てんかんの場合だと、発作が起きてない時にも何らかの神経学的な異常が続くことが多いです。

さて、てんかんの発作が起きてきて重要となってくることは一回当たりのてんかんの発作の時間や1日に何回発作が起きたか、週や月あたりでどのくらい発作が起きたかが重要となってきます。

てんかんでは脳細胞が過剰に反応していることからたくさんの酸素を使います。

そのためてんかんの発作の回数が増えてたり、一回当たりの時間が長くなってきたりすると脳細胞は酸欠の状態になってくるため、脳細胞がどんどんと死滅してゆき、下手をしたら生命活動をも脅かしてしまいます。





さて、てんかんの発作がでて治療が必要な場合というのは、どの位の頻度、時間が目安になるかというと・・・

1.3か月2回以上の発作

2.1日2回以上の発作

3.1回の発作が5分以上続いている時

となります。

特に3になると脳に相当のダメージを与えてしまうため、すぐにでも治療の開始が必要となります。

このような場合に治療を開始していきます。

目標としては・・・

・てんかんの発作を0にする

・発作の回数を減らす

・重責発作(長い時間の発作)を防ぐ

・生活に支障をもたらさないようにする

以上のことが挙げられ、抗てんかん薬を用いて治療をしていきます。

さて、発作は発作でも脳に問題があるてんかんとは違う原因でも起こり、状況が似ているものもあります。

例えば心臓の病気を持っている場合、ひどくなってくると酸素がいっぱい含まれた血液を脳や筋肉へ送り出せなくなってくるため、発作が起きます。

あとは食べてはいけないもの(犬だとチョコレート)といったものを食べてしまった時に起こる中毒でも発作は起こります。

これ以外にもいろいろとありますが、このような病気といったものは血液検査や尿検査、レントゲン検査や心電図なので診断することが可能です。





もし「うちのこがよくわからない行動をしているけど、発作かどうかわからない」という場合は、

その時の状況やどのくらいの回数起こったか、どの位の時間続いていたかをメモして診察時に教えてください。

もし可能であるならば、動画にて発作時の状況を撮影したものを見せていただけるとわかりやすいです。

生活をしている日常部分を読み取るのには診察時だけでは足りないことも多いのでご協力をよろしくお願いします。


てんかんについて少しわかったと思った方は



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投稿者 ブログ担当スタッフ

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