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スタッフブログ

2015年6月 3日 水曜日

新米獣医師カーリーのつぶやき-part40-~半導体レーザーの紹介~

こんにちは、獣医師の苅谷です。

6月に入り、もうすぐ梅雨になりますが、今年はすでに台風が来たり、真夏日を記録したりしていますね。

今日は少し肌寒く感じましたので、気温の変化で体調を崩さないように注意が必要ですね。

今回は当院に半導体レーザーが導入されたので、これに関してお話しさせていただきます。

今回、当院ではこのような半導体レーザーを導入しました。











この半導体レーザーでは以下の内容を行えます。



切開と止血に関しては以前の私のブログにてお話ししましたが

切開する部分にある細い血管であれば止血しながら切開することができる等の利点もありますが、レーザーメスはその先が高温になるため、切開した部分をそのまま縫合するとなる引っ付かないため、少し傷を入れる必要があります。

次のがん治療についてですが、これは光の持つ熱を用いて、ガン(腫瘍)のみを取り除く、抑えていく方法です。

この方法には二種類あります。

かなりの高温で腫瘍を焼き切る凝固蒸散法と40~43℃の熱で腫瘍を抑えていく温熱治療法があります。

凝固蒸散法では摘出がしにくい部分の腫瘍に対して除去または摘出ができる大きさまで小さくするために行います。

方法としてはのちに紹介しますプローブで直接行う方法、もう一つが光(熱)を吸収する色素を腫瘍に注入してそこにレーザーを当てる方法があります。

温熱治療法では腫瘍自体を取り除くのではなく、腫瘍の増殖を抑えて、そのこの生活の質(QOL)を改善する方法です。

これらによりガン治療において対応できる範囲が広がると思います。

疼痛緩和、炎症抑制、創傷治癒の促進についてですが、半導体レーザーの光は赤色~赤外線の光に相当し、この光は生物の体の細胞に作用し、血流を良くしたり、免疫活動を促進したり、痛みに関する物質の放出を抑制したり、細胞の分化を促進したりします。

そのため、脊髄神経を圧迫して炎症を起こす椎間板ヘルニアや歯肉炎、かなりの痛みを伴う手術に用いることができます。


最後に半導体レーザーではその目的に応じて先端(プローブ)を代えて使っていきます。

それついて紹介します。





こちらは手術時の切開や止血、ガン治療の凝固蒸散法に用いるプローブです。





こちらがガン治療の温熱治療法や歯肉炎や椎間板ヘルニアといった疼痛緩和に使用していくプローブです。


当院にもこのような機器が入りましたので、今後の治療の幅が広がります。

私もこの機器を有効活用できるよう精進していきたいと思います。





レーザー治療ってこんなものもあるんだと思った方は



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投稿者 ブログ担当スタッフ

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