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ヘビの疾病

2014年11月13日 木曜日

ヘビ2題(臭腺炎・敗血症)


こんにちは 院長の伊藤です。

ここ2週間ほど多忙につき、ブログの更新が出来ずにいました。

開業して以来、10数年に及びお付き合いさせて頂いてきた患者様が、この2週間のうちに本当に何件も加齢に伴う腎不全や僧房弁閉鎖不全症から来る肺水腫でお亡くなりになりました。

生きている以上、いつかはお別れする時が来るのは必然ですが、それが連日連夜集中するということは医者の身であっても辛いの一言です。

仔犬、仔猫の頃から10数年にわたりお付き合いさせて頂いたペット君達、素敵な思い出を残してくれてありがとうございました。

そして、当院HPの読者の皆様、ブログ更新遅延いたしまして申し訳ありませんでした。

本日は福を呼ぶとのことでヘビについて2題、ご紹介させて頂きます。




まずはボールパイソン・アイリューシ(性別不明、6歳)君です。



ボールパイソンには体表色により各種バリエーションがあります。

その中でもひときわ目立つのがこのブルーアイリューシです。

体色は白、眼がブルーです。



とても神秘的なオーラを放っています。

写真でその魅力を十分伝えられないのが残念です。

このブルーリューシ君は下腹部が発赤しているとのことでの受診です。



上写真尾黄色丸が患部です。



そのすぐ隣が総排泄腔になっており、いわゆる臭腺が炎症を起こし腫れて赤くなっています。

ヘビの臭腺については以前、ブログに載せましたので興味のある方はこちらをご覧ください。

炎症を抑えるため、このブルーリューシ君には抗生剤を処方させて頂きました。






お次は同じくボールパイソン(雄、6歳)です。





実はこのボールパイソン君は皮膚に点状の出血斑が出てきたとのことで受診されました。

下写真は体表部の患部です。











広い範囲にわたる出血斑のため、局所的に物理的な打撲で出血したものではありません。

哺乳類に限らず爬虫類も、ウィルスや細菌感染によって血管・臓器が障害を受けますと点状出血が出現します。

問診では単独飼育であること、他の個体との接触がないことから感染のルートが不明です。

内服では十分な効果が期待できないと判断して抗生剤を注射しました。





1週間ほど抗生剤の注射を継続して経過を診る予定です。

敗血症の場合、細菌が作る毒素によってショック症状に至る場合もありますので注意が必要です。



2匹のボールパイソン君達、早く回復して頂きたいです。






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投稿者 院長

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