愛知県知多郡東浦町の動物病院もねペットクリニックのスタッフブログ

2014年7月15日火曜日

ＮＯ.320　ゴロウくん（東浦町在住）

みなさん　こんにちわ

それでは早速、患者様紹介をさせて頂きます

今回ご紹介させて頂く患者様は・・・

柴犬のゴロウくんですっ

ゴロウくん、昔は

病院に近づいてくる３～４０メートルぐらい手前から

院内にいても分かるぐらいの

叫び声が聞こえてきて

ゴロウくんが来たと判断できたそうです。

今も昔も大の病院嫌いは変わらずで

待合でも変わらずに「嫌だっ！」と叫んでいます。

ゴロウくん、稀に見る絶叫型です

そんなゴロウくんですが

１０年以上当院に通って頂いているのですっ

こんなにも長い間、当院に通って頂き

ありがとうございます

ゴロウくん幼い頃、お鼻の部分に白いところがあり

その部分が飼い主様が気に入り飼うことを決めたそうです

お家では、散歩に行くことは好きだけど

ゴロウくん的にはお家の方が良いみたいで

すぐにお家に戻りたがるらしいです　

そして、毎月の定期健診でお出しする

フィラリア予防のチュアブルが大好きで

病院の後に貰えるチュアブルが

ご褒美だと思っている

ゴロウくんなのでした

（

）

まだまだ元気なゴロウくんだねっ

と思った方はこちらクリックお願いします

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2014年7月14日月曜日

ＮＯ.319　グリーンイグアナイグアナさん（三重県在住）

こんにちは（

）ρ

台風も過ぎて、やっと落ち着きましたね。
愛知県では、午前中は雨

と風

が強く
どうなるのかな～。って不安ではありましたが、ｌ

午後は特に問題なく過ぎ去ったみたいで・・・
すこしホッとしました

それでは、患者様紹介に参りたいと思います。

グリーンイグアナ"エリスリスティック"　の　イグアナさんです。

イグアナを実際に見た事ない人でも・・・
年代によっては昔ドラマで見た人もいるのでは？？

イグアナは、寿命は10～15年ほどと長く
今は、ちょこん～と、飼い主さんの膝の上に乗ってますが、

体長もなんと最大で2ｍ！も大きくなるそうです！

そんな、イグアナに惚れ込んでしまった飼い主さんは、
実は大のマニアックな爬虫類好き（

）/"

今回はるばる三重県から健康診断でお見えになりました。

イグアナについて猛勉強したようで、
なんと、「イグアナさん」専用の外用ゲージまで造ったとのこと

すごいですよね～！
他にもいろいろ工夫されているようで、
「イグアナさん」大好きなのがひしひし伝わってきますね（

）

ちなみに
来院時はリードを付けて肩に
「イグアナさん」をのせて来られましたよ！！

待合でも肩にフィットしたままでかわいいですよね～

「イグアナさん」は、
飼い主さんの抱っこでいつも寝るそうで、

お話している間に・・・ウトウト。(笑)

一番心地いいようですね

飼い主さんもイグアナさんも
大の仲良しでうらやましいですね

また次回、来院する際は
肩の上にのってくるのかな？？

肩にのった姿、また見せてね

イグアナはじめて見た

という方は

こちらまで

クリックおねがいします

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2014年7月11日金曜日

新米獣医師のつぶやき-part7-~減感作療法について~

こんにちは、獣医師の苅谷です。

日本列島に猛威をふるっている台風8号は移動速度をあげ、昨晩のうちに東海地方を通過して行きましたね。

朝起きて空を見上げてみたら、台風一過できれいな青空でした。

さて、今回は先日セミナーに参加しましたのでその内容について少しお話します。

今回のお題は減感作療法についてでした。

この治療法はアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎に用いられています。

さて、減感作療法とはどのような治療法なのかといいますと・・・

アレルギーに関係するアレルゲンを体内にまず少量投与します。

そこから徐々に投与するアレルゲンの量を増やしていき、最終的にはその物質に対するアレルギーがなくなるという治療法です。

まず、減感作療法の治療対象であるアレルギー‐過敏症の仕組みを説明します。

アレルギーに関わる物質‐アレルゲンが体内に入ると樹状細胞という白血球が近づき、ヘルパーT細胞に情報を伝達します。

情報を受け取ったヘルパーT細胞は指令を出し、形質細胞にIgEを作らせます。

このIgEが皮膚や粘膜にいる肥満細胞と結合することにより、肥満細胞がヒスタミンを放出し、アレルギーの症状を出します。

さて、減感作療法はどのようにしてこのメカニズムを止めるのでしょうか？

減感作療法においてはアレルゲンに対する抗体はIgEとは別のIgGという抗体を作らせます。

このIgGはヒスタミンを放出しようとしている肥満細胞に働きかけ、その放出を抑えます。

またアレルギーに関与するT細胞を抑える制御性T細胞を誘導することでアレルギーに関与するT細胞の活動を抑えます。

これによりアレルギーを抑えることになります。

これの仕組みを利用しているものが減感作療法になりますね。

今回のセミナーでは犬のアトピー性皮膚炎の新薬が出来たことのお披露目会でした。

今回の新薬はダニのアレルゲンのみですが、今までの減感作療法でのデメリットであった長い治療期間・副反応が起こるといったことを改善したものでした。

イヌのアトピー性皮膚炎のアレルゲンの大部分はダニ由来のものであるので、これまで完治できなかった患者さんには一つの希望になると思います。

ただ実際に臨床の現場でどのくらい使えるのかはまだまだ未知数なのでこれからに期待ですね。

この新米獣医、セミナーに行って頑張ってるなと思った方はコチラ