犬の育て方・病気猫の育て方・病気哺乳類の育て方・病気両生類の育て方・病気
  • home
  • スタッフ
  • 医院紹介
  • アクセス・診療時間
  • 初めての方へ
  • HOTEL
 

ヘビの疾病

2014年1月21日 火曜日

ヘビの外傷



ヘビの皮膚は鱗で覆われており、体表部の柔軟性・強靭性を保つことが可能です。

しかし、一旦皮膚が物理的に障害を受けて剥離してしまうと皮下組織の脆弱なヘビは、筋肉がむき出しになり、細菌や真菌の侵入を容易にしてしまいます。



本日ご紹介しますのは、ボールパイソンのボン君(約2歳、性別不明)です。

ボン君は猫に襲われて、爪の攻撃で皮膚が一枚剥がされてしまったとのことで来院されました。

黄色丸の部分が皮膚が剥離して筋肉がむき出しの箇所です。



ボン君は他院からの転院で、既に受傷されてから1週間くらい経過しているとのこと。

患部は化膿したりはしていませんが、乾燥している点が気になります。



患部を外用消毒液できれいに洗浄し、アイプリームや抗生剤軟膏を塗布します。





体表部の乾燥・雑菌感染を防ぐために閉鎖性ドレッシング剤で被覆します。



加えて抗生剤の注射をします。



ドレッシング剤だけですとヘビの動きでは簡単にはがれてしまうため、粘着テープでゆるくテーピングします。







鱗が剥離して皮膚が剥がれる位の障害であれば、脱皮と同じ経緯を辿ります。

床面が不衛生ですとどうしても細菌感染が絡んできます。

ポピドンヨードなどの消毒液を浸漬させたペーパータオルを、ケージの下に敷いてヘビをしばらくその消毒液に漬けておき、その後洗浄、抗生剤軟膏を塗布する方法もあります。

いづれにせよ、1か月位は治療にかかると思って下さい。



ボン君、早く皮膚が再生してくれると良いですね。



にほんブログ村ランキングにエントリーしています。



宜しかったら、こちらupwardleftをクリックして頂けるとブログ更新の励みになります!

投稿者 院長

カテゴリ一覧

カレンダー

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30